【2022名古屋地区トワイライトゲーム】1500mレース レポート

 こんにちは。syu_hibiです。

 別の記事で自己紹介をしていますが、大学まで長距離種目の経験が無い市民ランナーです(スポーツの経験は豊富です)。

 今回は、2022名古屋地区トワイライトゲーム(公認大会)の1500mに出場してきました。愛知陸協名古屋地区の公認記録会です。

 本記事はそのレースレポートになります。

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1.本レースの位置づけ

 前回(8月6日の中京大土曜競技会 1500m)と同様に、今回もトレーニングの一環として1500mに出場します。

 ポイント練習頻度、走行距離負荷量も全く落とさない状態、無調整で臨みます。

 全く調整しない状態でのレースの目的ですが、私自身は普段朝起床直後しかトレーニングを行えない状況です。そんな中、自分と同じくらいのスピードを持ったランナーがいる中、トラックで1500mを走る機会は非常に貴重です。

 前回1500mでの記録は公式記録で4:25.4でした。昨年の1500m自己ベストは上回ることができ、苦手な10000m未満のレースでも少しづつ記録を伸ばすことができています。

 前回レース出場時からの変化点は下記のとおりです。

  • 1500m~3000mRPでのトレーニングをさらに2回実施
  • ポイント練習頻度を週3回→2回に落として負荷が低下
  • ベータアラニンを摂取
  • 体重の減量を実施

 今シーズンは、7月24日、8月6日でそれぞれ1500mに出場しました。7月出場時には1500mに対しての対策は何もしないで臨み、それ以降、少しづつトレーニング内容等に変化を付けてきました。

 8月6日以降、1500m~3000mRPでのトレーニングをさらに2回実施、加えて、LTインターバル(1000m×10 レスト60秒ジョグ)をCVインターバル(1000m×8 レスト90秒ジョグ)に変更しました。

 狙いは、最大酸素摂取量(VO2max)をピークに持っていくことです。

 また新たに、サプリメントとして「ベータアラニン」を使い始めました。ベータアラニンは国際スポーツ栄養学会(ISNN)にもランクAとして認められているエルゴジェニックエイドです。

 ベータアラニンは運動継続時間が1~4分の競技で特に有効だと言われています。血中pH低下時の緩衝物質であるカルノシンの前駆体で、ベータアラニンを摂取することで緩衝能力を高めることが可能です。次の記事でレビューしています。

 体重の減量もすすめました。体重は日々増減していて正確なことは言えませんが、7月24日時点と比較すると約1kg減らしました(約64.5kg→約63.5kg)。

 体重を減量した目的は、秋の5000mやハーフマラソンレースで記録を狙うためです。

 本来強度が高いトレーニングを行っている期間は十分な栄養を摂ってパフォーマンスを維持するべきですが、7月~8月は本気で狙っている秋頃のレースに向けての準備期間という位置づけにしました。

 1500mで記録を出すという目的とは相反しますが、そもそも1500mで記録を出すことを目的にしていないので、私自身は問題にならないと考えています。

2.目標とレースプラン

 前回の1500mトラックレースでの記録は4分25秒(VDOT62.5相当)でした。

 今回も調整率0%(調整無)で臨みます。

 ピーキングとして最も効果が期待されるのは、レース1~2週間前からトレーニング負荷ボリュームを60%程度に落とすこと、ということが過去の研究から分かっていますが、今回はトレーニングの一環という位置づけであるため、調整はしていません。

 前回レースからの変化点がいくつかあり、どれもタイム向上には寄与しそうだと考えているため、今回の目標は「4分20秒切り」としたいと考えています。

 4分20秒を切るためには、400mを69秒で回ってくる必要があります。今の自分の実力を考えると少し難しいと感じますが、400mラップ69秒を目安にレースを進めたいと思います。

3.レースレポート

 今シーズン1500m三戦目。今日は名古屋地区トワイライトゲームだ。会場は瑞穂北陸上競技場。

 名古屋地区の公認競技会はそのほとんどが瑞穂の競技場で行われるが、自宅からのアクセスがかなり良い。気軽に参加するにはとても良いのだ。

 今日は起床時から家に一人。一昨日から奥様の実家に宿泊しており、私だけ1日早く帰宅した。そのため、リラックスできてコンディションは整えやすい。

 前日寝るのが22時を過ぎてしまったので、今朝は少しゆっくり目の4時45分に起床。いつも通り体重をインボディで測定すると、体重64.3kg、体脂肪率5.6%。約1か月間、気を付けて減量を進めてきた結果、約1kg程度の減量が進んだ。

 今回も起床直後には約30分、6km程度のジョグを行った。ペースは4:50/km程度。

 その後いつも通りの朝食(ご飯、納豆、目玉焼き2個、牛乳)を食べた。いつもなら食後すぐにコーヒーを飲むが、今日はレースなのでレース1.5時間前頃からカフェインを摂る。

 今日のランニングギヤを準備した。

  • エアロスイフト シングレット
  • 2XU MCSランコンプショーツ
  • Tabio レーシングランプロ
  • ドラゴンフライ(レビュー記事)
  • エアフライ AF-301(レビュー記事)

 2022年4月のシーズンからは、ランニングパンツとしてナイキエアロスイフトのランニングパンツを使用していたが、今回はなんとなく2XU MCSランコンプショーツに戻した。

 昨年まではすべてのレースで2XUを使用していたが、今年からは特に理由もなくエアロスイフトへ変更していた。特に1500mレースでは初使用となるため、今回のレース感覚は重要だ。

 レース開始時刻が17時29分であり、かなり時間に余裕がある。空いている時間は、ブログ記事を書いたり、買い物、料理、掃除等で過ごした。

 あっという間にレース1.5時間前くらいになり、カフェイン摂取を開始。今回は家に余っていた250mlのレッドブル2本とコーヒー1杯で目標の200mg超を摂った。

 会場である瑞穂北陸上競技場まではウォームアップを兼ねたジョグで向かう、くらい近い。トレーニングの一環で出場するには理想的なアクセスだ。

 招集時間が、レース開始40分前~20分前なので、レース開始20分前ギリギリに間に合うように家を出た。ジョギングなので不測の事態もほとんどない。

 予定通りの時刻に到着し招集を済ませた。地区の競技会あるあるで、競技スケジュールが遅延していた。これもいつも通り。

 レース開始に合わせてサプリメントを摂っているため、この点は何とかしてほしい。。

 1500mの最終組(7組中)であったため、4組が開始したころに緩いジョグを再開。スパイクに履き替え2本ほどウィンドスプリントを行った。

 7組の整列が始まり、いよいよスタートとなる。目標ラップは69s/400mだ。

 ただ、ウォームアップ前からだが、体の疲れをかなり感じた。ウィンドスプリントもキレがない。

 これは仕方ないと思った。今年の夏は過去最高走行距離を踏んでおり、ポイント練習の負荷も同様に高い。かなり体に負荷がかかった2か月だった。

 いよいよスタートした。

 自分が思ったよりも高速なペースで進んだ。目線を下げ、できるだけ楽に走れるように冷静に進んだ。1周目のラップを確認すると69秒台。努力感の割に遅い。スピードが出ていない。

 2周目は、1周目からペースを落とさないように少し上げ目を意識した。上半身にしびれを感じそうになるも、適応が進んでいたのか、ギリギリのところで耐えた。

 2周目も引き続き我慢しながら冷静に走る。2周目のラップを確認すると69秒台。2周目は意外といいペースで刻めた。

 3周目に入りきつくなる。ただ、いつものレースよりもきついというわけではなく、いつも通りのきつさ。前の集団には離されてしまった。

 3周目も何とか耐えながら進めたが、フィニッシュ地点通過(1100m地点)で3分15秒くらいだった。このまま70秒で回ってもやっと自己ベスト程度。今日は厳しいと感じた。

 3周目のラップが73秒台。ペースダウンが著しかった。

 最終ラップ、いつもなら最後ペースアップできるところだが、今回は既に余力がない。最後まで苦しい中、何とかペース維持に努めた。

 苦しみながらゴール。時計を見ると4分29秒台。何とか4分30秒は切ったものの、苦しいレースとなった。

4.レース結果振り返り

 後日正式リザルトが発表され、レース結果は4分29秒71でした。速報リザルトと得られたランニングデータを下記に示します。

8月28日 ランニングデータ-1
8月28日 ランニングデータ-2

 ランニングデータは、以下のデバイスを使用することで得ました。

 前回8月6日に中京大土曜競技会に参加した際のランニングデータを比較のために掲載します。

8月6日 ランニングデータ-1 再掲
8月6日 ランニングデータ-2 再掲

 ランニングデータを取得したランニングダイナミクスポッドは、その時々により測定誤差が割と大きいので、純粋な比較は難しいですが、信頼できるデータだと仮定します。

 注目すべき差異は、上下動比率と接地時間です。今回の方が接地時間が152msと、10%ほども短くなっている一方で、上下動比率が3.4%から3.9%へと大幅悪化しています。

 接地時間に関しては、「短ければいい」というものではありません。どちらかというと結果論に過ぎない指標だと考えています。

 ただ、結果的に、ペースが速くなればなるほど接地時間は短くなる傾向にはあります。

 一方上下動に関しては、運動エネルギーの観点からしても、少ない方が有利であることは間違いありません。

 ただ、こちらもランニングフォームによっては、ある程度の上下動を生みながら前に推進させていくタイプのランナーもいるはずなので、個人差はあります。

 今回のデータから言えることは、「上下動が大きく、前への推進力が失われてしまっていた状態」と考察できそうです。

 ではなぜこのような現象が起こったのかですが、一つ考えられることとしては、重心よりも前に接地すると、このように上下動が大きくなる傾向になると考えられます。

 体が疲労していると、どうしても「安定」を求めながら前に推進していくので、重心よりも前に接地する傾向になってしまった、と考えられます。

 この点については、トレーニングから要チェックですね。

 さて続いて、今回のレースに向けて行った試みについて振り返ります。

  • 1500m~3000mRPでのトレーニングをさらに2回実施
  • ポイント練習頻度を週3回→2回に落として負荷が低下
  • ベータアラニンを摂取
  • 体重の減量を実施

 最大酸素摂取量にフォーカスしたトレーニングに変更はしましたが、疲労がある中でレースを行ってしまうと、トレーニングの効果をレースに昇華することはできないと感じました。

 ポイント練習頻度を週3回→2回に落としたとはいえ、夏の暑い中、走行距離は過去最高距離を踏み、ポイント練習1回当たりの強度は高くなっているので、やはり疲労は相当溜まっていたのだろうと思います。

 ベータアラニンについても、今のところは高価を感じることはできていません。ただ、普段のトレーニングでは「粘れる感覚」を感じ始めたため、疲労を抜いてレースに臨めば、効果を得られると考えています。

 体重の減量は、疲労度上昇を助長させました笑。これは仕方ないですね、あくまで秋シーズンに向けてトレーニングを積んできたので、ここから先の記録会で結果を出すことを考えます。

5.今後の方針

 最近、ようやく気温も低下してきており、走りやすい時期になってきました。長かった夏も終わりに向かっていきます。

 私の本命は5000m・10000mのトラックレースとハーフマラソンです。

  • 5000m:9月中旬(中京大)、10月上旬、10月下旬
  • 10000m:11月下旬、12月中旬(中京大)
  • ハーフ:11月中旬、12月上旬(東海市ハーフ)

 以上の通り、4か月で7本に出場する予定です。このうち、ピーキングを行い本格的に記録を狙いに行くのは3本です(赤のアンダーライン)。

 まずは3週間後の中京大土曜競技会5000mで、自己ベストとなる15分台を狙います。

 ここからしっかり疲労を抜けば、十分に狙える水準だと感じています。後は、怪我せずに行けるかどうかですね。

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ブログ管理人
syu_hibi

初めまして、日比野就一と申します。
社会人からランニングを始めました。
理論に基づいたトレーニングで、
どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦します。
トレーニング理論や
レース参戦記録を発信していきます。
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★自己ベスト
 1500m 4:25(2022/08 公認)
 3000m 9:24(2022/06 公認)
 5000m 16:01(2022/09 公認)
 10000m 33:44(2021/12)
 Half  1:12:29(2022/03)
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