【Shokz OPENMOVE レビュー】コスパ最高!ランニングにおすすめのイヤホン

こんな疑問を解消
  • ランニング中に使えるワイヤレスタイプのイヤホンを探している
  • 耳に入れるタイプのイヤホンだと汗が入って不快
  • 走っても外れにくいイヤホンが欲しい

 ランニング中に使うイヤホンで、どんなイヤホンを使おうか悩む方は結構多いと思います。

 今回はランニング・ジョギング用イヤホンとして特におすすめしたいShokz(Aftershokzから社名変更)OPENMOVEのレビューです。

 OPENMOVEは骨伝導スピーカーです。耳の中に入れずとも音楽を聴くことができるタイプのイヤホンとなっています。

 私自身は、社会人から本格的にランニングを始め、月500km程走る市民ランナーです。

 私自身はOPENMOVEをランニング中に使用しており、耳の中に入れるタイプのイヤホンと比較して圧倒的に快適で、是非おすすめしたいと思いました。

 オープンムーブは製品ラインナップの中で最もコストパフォーマンスに優れる廉価なタイプではありますが、十分すぎる性能を持ちます。

 オープンムーブを付けた感覚や、外れにくさランニング中に使用した時の快適さ等を紹介します。

 本記事を読めば、ランニングで骨伝導スピーカーを使うメリットがよくわかると思います。

 私は、ランニングで使うイヤホンとして骨伝導スピーカーを強くおすすめします。その中でもOPENMOVEは特におすすめです。

この記事を書いた人
日比野就一

社会人からランニングを始めました。
理論に基づいたトレーニングで、
どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
競技志向で取り組んでいます。
自己紹介・記録変遷はこちら

★自己ベスト
 1500m 4:25(2022/08)
 5000m 16:01(2022/09)
 10000m 33:44(2021/12)
 ハーフ 1:12:29(2022/03)
 フル 2:43:55(2024/11)

この記事を書いた人
日比野就一

    社会人からランニングを始めました。
    理論に基づいたトレーニングで、
    どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
    競技志向で取り組んでいます。
    自己紹介・記録変遷はこちら

    ★自己ベスト
     1500m 4:25(2022/08)
     5000m 16:01(2022/09)
     10000m 33:44(2021/12)
     ハーフ 1:12:29(2022/03)
     フル 2:43:55(2024/11)

carb-upper
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目次

外観、使用感

 まず外観です。

 ボタンは全部で3つ付いており、全て物理ボタンとなっています。

 ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体をタップすること等で音楽の再生/停止、スキップ等をコントロールするタイプのものが多いです。

 走っている際中は意外と上手に操作することができませんし、誤動作させてしまうことも多々あります。

 OPENMOVEはすべて物理ボタンとなっており、操作を間違えにくいことはメリットとなります。音量の操作、再生/停止等をほとんど間違えずに行うことができます。

 耳に装着している様子はこちらです。

 耳に引っ掛ける形で使用することになります。

 結構なスピードで走っても、イヤホンがずれてしまって困ったことはありません。例えずれてしまっても、ただひっかけているだけなので位置修正も容易です。

 本体を耳の中に入れないので、汗が耳の中に入ってしまうこともありません。とても快適です。

 ランニングをしていると、特に暑い時期はどうしても汗をかきます。

 私自身、Airpodsでもランニングをしたことがありますが、イヤホンと耳の間に汗が入り込み、イヤホンが外れてしまいそうになったり、濡れた感じがあってとても不快に感じます。

 骨伝導スピーカーであるOPENMOVEはその点、耳の中に入れる必要が無いため、汗で外れる心配する必要がありません。

 また、骨伝導スピーカーである事のメリットとして、「周りの音がちゃんと聞こえる」ことです。

 耳に入れるタイプのイヤホンをしてランニングをしていると、後ろからきた自転車や車の音、人の話し声等が聞こえなかったりすることがあります。

 一方、耳に入れないOPENMOVEは、ちゃんと周りの音が聞こえるため、安全性が高いと言えます。

 一度、ランニング中にOPENMOVEを使い始めると、通常のイヤホンには戻れないくらい快適さを感じてしまいます。

重要ポイント
  • 操作はすべて物理ボタンであり、誤動作しにくい
  • 耳に入れずにひっかけて使うため、ずれにくく、汗が入らない
  • 周りの音が聞こえるため安全性が高い

操作方法

 簡単に操作方法を紹介します。

操作方法 概略
  • 電源ON/OFF:電源ボタンを長押し
  • ペアリングモード:電源OFFの状態から電源ボタンを長押し(電源ONよりも長く押す)
  • 音量調整:「+/-ボタン」
マルチファンクションボタンの機能
  • 音楽の再生:1回クリック
  • 音楽の停止:1回クリック
  • 次の曲:音楽再生中にダブルクリック
  • 前の曲音楽再生中にトリプルクリック
  • 言語の変更:ペアリング中にダブルクリック
  • 通話の応答:通話中に1回クリック
  • 通話の終了:通話中に1回クリック

その他にもボタン操作がありますが、詳しくは公式HP(取り扱い説明書)をご覧ください。

私の使用シーン:スマホかガーミンランニングウォッチと接続

 私は普段、OPENMOVEをランニング時に使用しています。

 OPENMOVEはBluetooth接続が可能です。

 使用方法としては、スマートフォンに接続して使用するか、ガーミンのランニングウォッチと接続して使用します。

 ガーミンのランニングウォッチはイヤホンとBluetooth接続することで音楽を聴くことができるタイプがあります。

 最近発売されたものの中ではガーミンフォアランナー255(ミュージックタイプ)がそれにあたります。

 スマートフォンを携帯するとなるとどうしてもランニングパンツにポケットが必要であったりしますし、汗をかいたときにスマホが濡れてしまったりします。

 スマートフォンを携帯していなくても音楽を聴くことができるので、携帯性が非常に高くストレスフリーです。

重要スペック

 OPENMOVEのスペックの内、重要なものを紹介します。

6時間のバッテリー持続、充電時間2時間

 6時間の音楽再生が可能です。これだけもてば、ランニングには十分ですね。

IP55防塵・防水

 ランニングに必要な防塵・防水機能を備えています。

らんしゅー
※IP55:
 ・防塵:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない
 ・防水:あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない

Bluetooth接続

 ワイヤレスイヤホンなので当然ですね。

 OPENMOVEは最もコストパフォーマンスに優れる廉価タイプです。従って、機能も最低限のものに絞られていますが、スポーツ中のイヤホンとして活用するには十分すぎるスペックです。

充電ポート形状はType-C(OPENMOVEのみ)

 実は、Shokzの製品ラインナップの中で、充電口がType-CであるのはOPENMOVEのみです。

 他の専用充電口を持つ高級機と比較すると、充電時間で劣りますが、Type-Cであるがゆえに、他の電子機器と充電ケーブル等を共用化できる点がとても優れています。

 正直、この点は、OPENMOVEのかなりの利点なのではないかと思っています。

改善点

 これまでで、OPENMOVEの優れた点を述べてきましたが、唯一ひとつだけ、改善したら嬉しいなと思う点があります。

 それは、イヤホンと接続させる機器を変更するときに、前に接続していた機器と一旦接続を解除しなければならない点です。

 例えば、始めはPCと接続してOPENMOVEを使用していたが、出かけることになり、スマホと接続させたくなった場合、一旦PCとイヤホンの接続を切ってから、スマホと接続させる必要があります。

 これが意外と面倒で、PC側での操作が必要だったり、OPENMOVEの電源を一旦切ったりする必要があります。

※本情報は、アフターショックスで購入したOPENMOVEの情報であり、現在、ショックスに変更となってからのOPENMOVEで同様の操作が必要かどうかは分かりません。

※マルチペアリングモードとは別です。マルチペアリングモードとは特定の操作を行えば2機に同時接続可能な機能となります。

carb-middle
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OPENMOVEの上級機種:OPENRUNとの比較

 Shokzの製品、特にスポーツ向けのイヤホンの中でOPENMOVEはコストパフォーマンスに優れた廉価品となります。

 OPENMOVEを含めたスポーツ用イヤホンの製品ラインナップは下記となります。

Shokz スポーツ用イヤホンラインナップ
  • OPENRUN PRO(オープンランプロ)
  • OPENRUN(オープンラン)
  • OPENMOVE(オープンムーブ)
  • OPENSWIM(オープンスイム)

 Shokzのランニング向けラインナップの製品を表1にまとめました。性能が異なる点をピックアップしています。

スクロールできます
製品名OPENMOVEOPENRUNOPENRUN PRO
定価11,880円17,880円23,880円
材質ヘッドバンドチタンフルチタンフルチタン
骨伝導技術第7世代第8世代第9世代
バッテリー駆動時間6時間8時間10時間
充電時間2.0時間1.5時間1.0時間
防水・防塵規格IP55IP67IP55
重量29g26g29g

 私はOPENRUN PRO、OPENRUNを実際に使用しました。

OPENRUN PRO(左)とOPENRUN(右)

 OPENRUN PROが最もハイパフォーマンスな製品となります。使用されている素材、充電時間、バッテリー稼働時間等が向上しています。

 例えば登山など、OPENMOVEではカバーできないバッテリー駆動時間が必要な場合などには適しているかな、と思います。

 OPENRUN PROを購入し使用していますが、フレームが細く作られており、付け心地が格段に向上していました。OPENRUNとOPENRUN PROの付け心地はほぼ同一です。

 また、OPENRUN PROは音質が非常にクリアに聞こえるように進化していることを感じます。

 予算が許せば、OPENRUN, OPENRUN PROを選ぶと、快適さは向上すると感じました。

 ただ、できるだけ安く済ませたい場合にはOPENMOVEで十分かな、とも感じます。

 詳しいレビューは次の記事を参考にしてください。

値段、購入方法

 Shokzの製品は、様々なチャンネルで購入することが可能です。

Shokz 製品購入方法
  • 公式ホームページ
  • Amazon、楽天、Yahoo
  • 他電化製品通販サイト(ヨドバシ、ヤマダ等)

 公式ホームページで購入するメリットは、「30日間はいかなる理由による返品も可能」である点かと思います。

 ただ、公式ホームページではセールが無くポイントも付かないため、安く買う方法としては適していません

 安く買うことを考えた場合、この中で最もおすすめしたい購入先は「Amazon、楽天、Yahoo」となります。

 理由としては、それぞれ特有のポイントが付くため、安く買うためにはこれらサイトを経由することが必要だからです。

 スポーツ用のイヤホンとして最もおすすめな骨伝導スピーカー、ShokzのOPENMOVEを紹介させていただきました。

 通常のイヤホンを使用しているが、もう少し快適に使えるイヤホンが無いかお探しの方、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。

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