【Enemoti(エネもち) レビュー】効果的な食べ方と補給食としての適性を徹底解説

こんな疑問を解消
  • Enemoti(エネもち)ってどんな効果があるの?
  • エネもちはフルマラソン用の補給食として使える?
  • エネもちって美味しいの?

 フルマラソン用の補給食としてEnemoti(エネもち)が気になっているランナーの方も多いのではないでしょうか。

 エネもちは、手軽に摂取できる美味しい補給食としてセロトーレ株式会社から発売されている製品です。

 私は、社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程走り競技志向でランニングに取り組んでいます。

 ハーフマラソンで1時間12分29秒程度の実力です。

 私自身は、補給食をトレーニング中に摂取することなどは無いのですが、起床直後からトレーニングを行う際に、エネルギー不足を感じる時などに補給食を使うことがあります。

 ここでは、エネもちの味や摂取のしやすさ、味の解説をします。含まれている栄養成分から、エネもちの効果や推奨摂取タイミングについて紹介します。

 エネもちは、補給食といわれなければ、「お菓子と間違える」感覚で、とてもおいしいです。ただ、フルマラソンなどで使う補給食としては、レース中の食べにくさなどから、あまりおすすめはできません。

 本記事を読めば、エネもちをどんな人が、どんな場面で使うのが効果的なのかが分かります。

エネもちまとめ
  • 約145kcal/40g、300円/本前後で購入できる高糖質補給食
  • 味はくるみ餅、塩餅、甘酒餅の3種類
  • パッケージは工夫されており、手を汚さず手軽に食べやすい
  • 喉の通りが悪く、マラソンレース中など、苦しい時には飲み込むのも難しいと感じる
  • レース前の摂取や、フルマラソンよりも長いウルトラマラソンなどでの使用がおすすめ
  • フルマラソンのレース30分~1時間前に摂取する
  • Amazon等の通販で購入可能、スポーツショップにも取り扱いあり
著者:らんしゅー
日比野就一

社会人からランニングを始めました。
理論に基づいたトレーニングで、
どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
競技志向で取り組んでいます。
自己紹介・記録変遷はこちら

血中乳酸濃度や血糖値も測定。
マラソンへ科学的にアプローチします。

★自己ベスト
 1500m 4:25(2022/08)
 5000m 16:01(2022/09)
 10000m 33:44(2021/12)
 ハーフ 1:12:29(2022/03)
 フル 2:43:55(2024/11)

著者:らんしゅー
日比野就一

  社会人からランニングを始めました。
  理論に基づいたトレーニングで、
  どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
  競技志向で取り組んでいます。
   自己紹介・記録変遷はこちら

  血中乳酸濃度や血糖値も測定。
  マラソンへ科学的にアプローチします。

  ★自己ベスト
   1500m 4:25(2022/08)
   5000m 16:01(2022/09)
   10000m 33:44(2021/12)
   ハーフ 1:12:29(2022/03)
   フル 2:43:55(2024/11)

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目次

Enemoti(エネもち)とは?【成分・効果】

 Enemoti(エネもち)は、セロトーレ株式会社から発売されている、手軽に糖質補給ができる食品です。

 セロトーレ株式会社は、マグオン(Mag-on)ジェルも発売しています。

 1本あたりのエネルギーが145kcal/40g。ジェルタイプの補給食とは違い、糖質のほかにもたんぱく質や脂質を含んでいます。

栄養成分と原材料

 エネもちの原材料は次の通りです。

エネもち くるみ餅 原材料

水飴、砂糖、パラチノース、小麦粉、くるみ、もち粉、あん、醤油、オブラート

エネもち くるみ餅 栄養成分

エネルギー 145kcal/40g、たんぱく質 1.6g、脂質 3.4g、炭水化物 27g(糖質 26.4g、食物繊維 1.5g)、食塩相当量 0.1g

効果:パラチノース含有によりエネルギー持続性が向上

 エネもちの特徴は糖質としてパラチノースが含まれていることです。井村屋の「スポーツようかん」にもパラチノースが含まれていました。

 パラチノースは砂糖と同様にブドウ糖と果糖の結合体ですが、その構造が砂糖と若干異なる糖質です。

 砂糖と比較して分解速度が遅いため、砂糖よりも緩やかに吸収されます。その結果、血糖値が上がりすぎることを防ぎ、血糖値が一定の水準で維持されます。

 結果として糖質摂取直後に発生する運動中の低血糖を防止したり、砂糖摂取時と比較して脂肪燃焼量が増加したり等の効果があります。

※エネもちに含まれる糖質の内、どの程度がパラチノースであるのかについては公表されていません。

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補給食としての味、食べやすさ

 エネもちの味や食べやすさを具体的に紹介します。

味・食感(くるみ餅)

 味はくるみ餅・塩餅・甘酒餅の3種類がありますが、私はくるみ餅を使いました。

 餅とは言っても伸びる感じではなく、ハイチュウのような食感です。

 本当に「お菓子」のように美味しく、補給食であることは忘れてしまいそうな感じです。

 パッケージと餅の隙間にオブラートが敷いてあります。

補給食としての食べやすさ

 パッケージは開けやすく、手軽に食べやすいです。

 しかし、フルマラソンのような、割と激しい運動をしている最中にエネもちを食べることは難しいと考えています。

 理由としては、エネもち自体の水分量が少なく、噛んで飲み込む動作がやりにくいと感じるからです。

 特にフルマラソンのレース中などは、喉も乾いている状況です。ただでさえ水分が少ない状況だと、エネもちを食べることはおすすめできません。

 私自身は、走る前・走っている際中にも使ってみましたが、運動中よりも、運動前や、一時的に運動をやめて食べることをおすすめします。

おすすめの食べるタイミング:フルマラソンには適している?

 私自身のおすすめとしては、フルマラソンのレース中ではなく、レース前に摂取しておくことを推奨します。

 フルマラソンのレースを想定すると、スタート位置に整列する前に摂取しておくことが望ましいので、レース前30分~1時間前に摂取することをおすすめします。

 パラチノースを配合している特長を考慮しても、すぐに使える糖質を補給することではなく、長い時間持続する糖質を補給することを目的とするべきだと考えています。

 1本あたり40gと非常に軽量であり、味もおいしいため、持続性がある補給食としてはとても優れていると考えています。

 レース中に適した補給食は次の記事でまとめていますので是非ご参照ください。

売っている場所、購入方法

 エネもちは以下のような場所で売っています。

Enemoti(エネもち) 売っている場所・購入方法
  • スポーツショップ(スポーツオーソリティ、デポなどの大型スポーツショップ)
  • Amazon、楽天、Yahooを含めたEC通販サイト

 実店舗でも売っている場所とそうでない場所があるため、私自身のおすすめはAmazonや楽天等の通販サイトでの購入です。

 場所に縛られず手軽に購入することができ、割高感もありません。

※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。

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