【アシックス マジックスピード3 レビュー】癖が少ないスピード仕様のカーボンシューズ

マジックスピード3

※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。

こんな疑問を解消
  • マジックスピード2とマジックスピード3で何が変わったの?
  • マジックスピード3はどのくらいのレベルのランナーにおすすめ?
  • マジックスピード3のおすすめ使用シーンは?

 2023年8月31日、アシックスから待望のマジックスピード3(MAGIC SPEED 3)が発売されました。コストパフォーマンスに優れているマジックスピード3が気になるランナーも多いのではないでしょうか。

 私は、社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程を走り、競技志向でランニングに取り組んでいます。

 ハーフマラソンで1時間12分29秒程の実力です。

 これまで、ナイキのズームフライ3やヴェイパーフライネクスト%、アシックスのメタスピードスカイ、サッカニーのエンドルフィンプロ等、多くの厚底カーボンシューズを使用してきました。

 ここでは、アシックスのマジックスピード3(MAGIC SPEED 3)の履き心地や推進性、接地感やバウンド感、サイズ感等を紹介していきます。

 本記事を読めば「マジックスピード3がどのような方がどのようなシーンで使えそうか」が分かり、購入すべきかどうか決めることが出来ます。

 マジックスピード3は、マジックスピード2から軽量化され屈曲性が向上し、さらにスピードが出しやすくなったカーボンシューズです。

「マジックスピード3(MAGIC SPEED 3)」結論
  • 軽量化と屈曲性の向上により、スピードシューズへと進化
  • メタスピード系(メタスピードスカイ、スカイ+など)よりもバウンド感は控えめ
  • 安定性と屈曲性が高くなり、マジックスピード2よりも癖が少なくなった。初心者におすすめ。
  • レースシューズはメタスピードの方がいいが、トレーニング用のシューズとして最適
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目次

購入した理由:スピードトレーニング用カーボンシューズ

マジックスピード3外

 私は昨年まで、ペース走やインターバルトレーニングでヴェイパーフライネクスト%やめたスピードスカイを使用していました。

 しかし、一昨年までトレーニングではレース用カーボンシューズを使わずに、ズームフライ3などのいわゆる「トレーニング用のカーボンシューズ」を着用していました。

 日本のトップランナーや学生トップレベルのランナーは、普段の練習からハイエンドのカーボンシューズ(ヴェイパーやめたスピードスカイ)を使用しています。

 私自身もトレーニングで、できるだけ良いペースで走りたいと思い、徐々にレース用のカーボンシューズを多用するようになっていました。

 しかし、トレーニングでカーボンシューズハイエンドモデルを使用することには、以下のデメリットがあると考えています。

トレーニングで厚底カーボンシューズハイエンドモデルを使用するデメリット
  • シューズからの助力が大きく、走り方を誤魔化すことができてしまう
  • 股関節の負担が大きくなる
  • 耐久性(寿命)が低いため損傷、劣化が早く、費用がかさむ

 2022年末から2023年前半シーズンは、オーバートレーニングによる股関節のケガをしました。ケガの原因の一つに厚底カーボンシューズの使い過ぎがあり、自分のキャパシティに合っていない負荷がかかったと考えています。

 トレーニングは、体の調子と対話しながら余裕度を持って行うべきです。トレーニングでどれだけいいペースで走れても、レースでよい記録が出せなければ意味がありません。

 メタスピードスカイなどを練習から使用すれば、間違いなくいいペースで走れることはわかっています。しかし、トレーニングは「鍛えること」が目的で、速く走ることは結果にすぎません。

 練習ではペースが遅くても「地力(素の力)」が鍛えられればいい、と考えています。

 ただ、ほとんどの練習をアスファルトで行うため、ランニングシューズのクッション性と衝撃吸収性は必要不可欠です。厚底の登場によってランナーのケガが減ったことも、記録が向上している要因だと分析されています。

 自分の足を使ってスピードを出すことができ、クッション性・推進性を備えたカーボンシューズとしてマジックスピード3を購入しました。

走り心地

 マジックスピード3は、マジックスピード2に比べて軽量化が実現靴の屈曲性が向上して使いやすく進化しました。

軽量化され屈曲性が向上しスピードトレーニングに使いやすくなった

 マジックスピード2が27.5cmで約240gに対してマジックスピード3は27.5cmで約220gです。

 また、ミッドソールの中央部がくりぬかれていることで、シューズが曲がるようになり、屈曲性が向上しました。比較的弱い踏み込みでもシューズが曲がるようになり、より初心者でも扱いやすいカーボンシューズになりました。

バウンド感は控えめ

 ヴェイパーフライやメタスピードスカイは明らかにミッドソールでバウンドしている感覚がありますが、マジックスピード3はバウンド感は控えめです。

 少なくとも、5:00~4:00/km程度のペースではバウンド感を感じることはありませんでした。

 3:30/km程度のペースになると靴から跳ね返ってくる力を感じ、跳ねるように走れるようになったので、ある程度速いペースで走り、強く踏み込むと、厚底カーボンシューズ特有のバウンド感を感じることができます。

汎用性が高い:ジョグからインターバルペースまで使える

 私自身で、ジョギングペース(5:00/km)からインターバルペース(3:10/km)で使用しました。

 使う前から、今スピードトレーニングで使っているタクミセン8の後継として使う計画をしていました。

 もともと、マジックスピード2はタクミセン8とは全く違い、ほとんどソールが曲がらない構造であったため、インターバルペース(3:10/kmくらい)で使うのは難しいと感じていました。

 しかし、マジックスピード3は、いい意味で屈曲性が向上し、速いペースでも扱いやすいシューズになりました。

 一方、遅めのペースのジョギングでは、適さないと思います。ジョギングメインで使用するにはオーバースペックです。

 ジョギングではアシックスのノヴァブラストやハイパースピードがおすすめです。他にも厳選したランニングシューズを紹介しています。

マジックスピード3の外観

マジックスピード3外観2

 アッパー素材はモーションラップアッパーという素材になりました。メタスピードスカイ+と同じ素材です。

マジックスピード3外観

 フィット感は高いです。標準的な足型だと感じます。

サブ3~サブ4向けのレースシューズとして使える

 マジックスピード2は、私個人の意見ですが、あくまでトレーニングシューズであり、レースシューズとしてはおすすめできませんでした。

 理由としては、マジックスピード2をレースシューズとして使うくらいだったら、メタスピードスカイなどのハイエンドモデルをレースシューズに使う方が速く走れるからです。

 マジックスピード2はソールが曲がらなかったので、メタスピードスカイなどと同じように、強く踏み込みができないと、力が跳ね返ってこないようなシューズでした。

 しかし、マジックスピード3は屈曲性が向上しているため、サブ3~サブ4のランナーでも十分に履きこなせるシューズだと感じています。

 さらに軽量化され、レースシューズとしても申し分ない軽さに仕上がっています。

 もし、メタスピードスカイやヴェイパーフライ等が足に合わない場合は、試してみる価値があるシューズです。

使用用途、私自身の使用例

 私自身はマジックスピード3を以下の用途で使用する予定です。

マジックスピード3使用用途
  • ロングラン(Easyペース速め)
  • LTトレーニング
  • インターバル走

 レペティションを行うには少しレスポンスの遅さが気になるため、速くてもインターバルペース(~3:10/km)だと考えています。

 ただ、ジョギングやロングランではできるだけ使わないようにしようと考えています。

 「楽に速く」走れてしまうためです。

  マジックスピード3は、ハイエンドモデルであるメタスピードスカイなどと同様の機能を有しているため、「楽さに慣れ過ぎないように」注意して使用することを考えています。

サイズ感、重量(重さ)

 マジックスピード3のサイズ感と重さを紹介します。

サイズ感

 サイズ感はメタスピードスカイやメタスピードスカイ+と同様です。

 私自身の例で言うと、普段、ナイキのヴェイパーフライネクスト%やズームフライ、アシックスのメタスピードスカイ等、あらゆるシューズで27.5cmを履いています。

 マジックスピード3も27.5cmでジャストフィットです。

 ソールが反りあがっている分、アシックスのノヴァブラストやグライドライド、ナイキのペガサス40などよりは少し窮屈な感じもします。

 ただ、マジックスピード3はスピードトレーニングで使うシューズであるため、若干の窮屈さは必要だと考えます。ワンサイズ小さめを買うほどではありません

重量(重さ)

 27.5cmで実測219gでした。

 マジックスピード2の27.5cm実測が238gであったたため、約20g(10%)、軽量化されています。

マジックスピード3重量

グリップ性:濡れた路面でも抜群のグリップ力

 アウトソールには、マジックスピード2と同様、アシックスグリップ(AISCS GRIP)が使用されています。

 見た目はハイパースピード2などと同じですが、素材は異なっています。

 最も滑りやすい濡れた路面でのグリップ力も抜群に良く、雨の日でも滑ることを気にせずトレーニングができます。

 雨の日でも関係なく練習する私にとっては、グリップ力が高いところがとても良い点だと感じています。

マジックスピード3アウトソール

寿命・耐久性

 同じくASICS GRIPを使用しているメタスピードスカイの耐久性はとても高いです。マジックスピード3の耐久性もかなり高いのではないかと期待しています。

購入直後の状態

 アウトソールの状態

マジックスピード3アウトソール

 ミッドソールの状態

マジックスピード3

安く購入する方法

 購入方法は、Amazonや楽天、アシックス公式オンラインショップです。

 Amazonや楽天でのセールを狙えば安く購入できるので、私はAmazonや楽天での購入をおすすめします。

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 購入の参考になれば幸いです。

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