※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
【第9回青葉区民マラソン大会】10kmレースレポート 34分00秒
こんにちは、管理人のらんしゅーです。
私は社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程を走り競技志向でランニングに取り組んでいます。
10kmでの自己ベストは、2021年とよたエールマラソン10km(非公認)で記録した33分44秒です。
参考ですが、ハーフマラソンの自己ベストは1時間12分29秒です。
今回は第9回青葉区民マラソン大会10kmに出場してきました。本記事はレースレポートになります。
本レースの位置づけ
青葉区民マラソンに向けてほとんど調整していません。
調整は、どれだけ疲労を抜いたか、10kmレースに対してどれだけ特異的なトレーニングを行ってきたか、の2点を意味します。
本気で疲労抜きを行うレースは走行距離を約30%くらい下げますが、今回はほとんど走行距離を落としていません。。
トレーニング内容も10kmに向けて何も変更していません。直前のポイント練習も通常通り行いました。
今回のレースから2週間後に本命のハーフマラソンを控えており、あくまでもハーフマラソンに向けたトレーニングの一環として10kmレースに出場する、といった位置づけです。
直前1週間の練習は次の通りです。
X日前 | トレーニング内容 |
---|---|
7日前 | Long Jog 25km 4:51/km |
6日前 | Easy 8.4km 4:48/km |
5日前 | LT1000m*12 r=60s Total19.8km |
4日前 | Easy 14.9km 4:46/km |
3日前 | Easy 13km 4:46/km |
2日前 | Easy 13km 4:37/km |
前日 | Easy 10km 4:38/km |
Total | 週間走行距離:104km |
走行距離、ポイント練習負荷と強度をほとんど変えていません。
目標とレースプラン
目標記録:33分20秒(3:20/km)
昨年10kmレースに出場した時と比較して地力は上がっていると感じていますが、どのくらい上がったのかは実際にレースへ出場してみないとわかりません。
1年前の10kmレース記録33分44秒に対して、今回のレース目標は33分20秒(3:20/km):VDOT64.3です。
9月のMKディスタンス5000mでは16分01秒(VDOT64.5)を記録し、ほぼ同等の記録を出せると考えています。
調整はしていませんが、今回のコースはほぼフラットで走りやすいことが分かっています。
体の調子は良くも悪くもない状態で、大きく記録を外すことはないかな、と感じます。
レースプラン:終始イーブンペース
単独走になることを想定して、はじめから最後まで3:20/kmのイーブンペースを想定しています。
レースレポート
起床~スタート前
今回の10kmレースは、2週間後に控えている本命ハーフマラソンに向けたトレーニングとして出場する。
10kmに思い入れがあったわけではなかったのだが、たまたま家の近くで開催される区民マラソン大会でアクセスが非常によかったので、トレーニングの一環として出場することにした。
家からスタート地点まで500mくらいの距離。受付を済ませてから一度家に帰ってこれるくらいの距離だ。
レーススタートが9時05分であるため、起床はいつも通り4時にした。いつも通り体重を測定すると62.5kg。
起床してすぐに朝食を摂った。内容はいつも通り、ご飯150g、目玉焼き2個、納豆1パック。お通じも順調に進み、体のコンデイションは整っていると感じる。
今回の栄養戦略は、スタート2時間前にコーヒーを飲み、続けてモンスターエナジー355mlを摂る事。1週間前からのカフェイン抜きはしていない。
本日のランニングギア。
- ナイキ エアロスイフト
- 2XU MCSランコンプショーツ
- アシックス メタスピードスカイ
- zamst プレシオーネカーフ
- ランテージ イダテンソリッド
レースシューズは前回ハーフマラソンと同様メタスピードスカイ。
メタスピードスカイ+は、自分の実力ではまだ使いこなせない感覚がある。
受付開始が7時30分であるため、まず受付を済ませて一度家に戻り、ウォーミングアップを行ってから会場に向かう。
8時20分からウォーミングアップを開始した。走り始めると、疲労が抜けきっていないことを感じた。
ウィンドスプリント3本を含めて20分間のウォーミングアップを終えてから一旦家に戻る。
準備を整えて、レーススタート会場へ向かった。スタート地点に着いたのはスタート10分前ごろ。
アンバサダーの有森さんがコメントをして、スタート時間となった。
スタート~ゴール
スタート直後から、先頭集団が想定よりも速いペースで進んでいる。事前想定では先頭集団についていけばちょうど自己ベストくらいだったのだが、想定外だった。
ちょうどよい集団が無かったため先頭集団に追いつこうとするものの、だいぶペースが速く追いつかない。
明らかにまだ1kmにも到達していない地点で、いきなりガーミンの1kmラップが鳴った。2:30を示している。GPSが狂っている。
GPSを信頼してペースを刻もうと思っていたため、自分のペースが分からなくなってしまった。体感では余裕がなかったため、かなり速いペースで進んでいることは分かった。
2kmでのラップが3:15。まだだいぶ速い。2.5kmからかなりの向かい風区間に突入した。
3kmのラップこそ3:19だったが、向かい風に押されずるずると落ちてしまう。最も遅い区間で3:31/km程度まで落ちてしまった。
ともに走っていたランナーは1名。向かい風区間もほぼ一緒に走っていた。抜きつ抜かれつの位置関係だったが、ほぼ向かい風を受け続ける格好となってしまった。
疲労を抜ききれていない分、粘れるペースも遅い。向かい風区間では3:30/km程度が限界だった。
7.7km以降は追い風に戻った。しかし、向かい風区間でかなり脚を使ってしまっていたためペースを上げ切ることができない。何とか脚を動かしてペースアップを試みる。
5位争いをしていた選手は自分よりも少し前に行ってしまった。追いかけたかったが脚が残っていない。
何とか粘り倒して、追い風区間でペースを若干上げ戻すことができた。最後のゴールまで何とか粘り切り、34分00秒でゴールした。
GPSが狂ってしまっていたので、後からガーミンのデータを取り出しデータ修正をした結果が次の通り。
明らかに最初の2kmで飛ばし過ぎていた。その結果、向かい風区間での落ち込みが大きくなってしまった。
レース振り返りと今後
ガーミンのランニングダイナミクスポッドで得たデータを掲載します。
10kmで34分00秒だったが、最初の2kmで飛ばし過ぎたこと、調整しないで臨んだことで記録は伸び悩みました。
記録を狙ったレースではなかったので、今回の記録に対しての詳細な振り返りはしませんが、昨年から記録の伸びが悪くなっていると感じます。
2週間後に東海市ハーフマラソンを控えており、記録を狙ったレースとして出場予定です。
このハーフマラソンで出した記録を元に、1年間の取り組みを振り返りたいと考えています。
コメント