【呼吸筋トレーナー】エアロフィットアクティブの効果をレビュー

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※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。

こんな疑問を解消
  • 呼吸筋(横隔膜)を鍛えるトレーニング器具を探している
  • エアロフィットアクティブの口コミ、評判は?
  • エアロフィットって効果はあるの?

 日常生活で階段の上り下り等で呼吸が苦しくなってしまう方、ランニングでの呼吸の苦しさを改善したい方で、呼吸筋を鍛える器具を探している方もいらっしゃると思います。

 私は社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程を走り競技志向でランニングに取り組んでいます。

 私自身はランニングトレーニングがメインですが、隙間時間を活用でき、パフォーマンス向上の可能性があったため、現在エアロフィットを使用した呼吸筋トレーニングを継続しています。

 ここでは横隔膜などの呼吸筋トレーナー、エアロフィットアクティブの使い方私自身が感じたこと効果等を紹介します。

 呼吸筋に関して幅広く体系的に学ぶには、エアロフィットの公式HPが非常におすすめです。呼吸筋についての解説だけでなく、トレーニングについての知識記事等、幅広く学ぶことができます。

 エアロフィットアクティブは、ランニングやサイクリングに取り組んでいる方の「クロストレーニング」として手軽に使える器具としてや手軽な呼吸筋トレーニングとして使う器具としておすすめです。

エアロフィットアクティブについてのまとめ
  • 手軽に呼吸筋トレーニングを行うことができる器具としておすすめ
  • 負荷の調整、メンテナンス(洗う)、スマホアプリを使ったトレーニングがすべて簡単
  • 少々値段が高い。しかし、構造的に壊れる可能性は低いためずっと使える
  • 購入は、45日間の返金保証と10%OFFクーポンがある公式HPがおすすめ
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目次

エアロフィットとは

 エアロフィットはデンマークの国際的な医療技術企業AMBUによって設計開発された呼吸筋トレーニング器具です。

 実際に私自身が使用しているエアロフィットアクティブが次の写真です。

エアロフィットの主な特徴は次になります。

エアロフィットの特徴
  • 口にくわえる「シンプルな使い方」 負荷も容易に6段階で調整可能
  • 専用スマホアプリでトレーニング方法も明確 トレーニング法の動画も配信
  • エアロフィットプロを使用すれば、肺機能の測定も可能

 2022年9月にエアロフィットプロも発売されました。高額な器具ではありますがスマホと連携し肺機能の測定をすることができます。

 私自身は現在、エアロフィットプロを使用してトレーニングを継続しています。

 トレーニングの効果が目に見えてわかるので、モチベーションも高まります。是非ご参照ください。

呼吸筋(横隔膜)のトレーニングによる効果

 以下では呼吸筋のトレーニングによりられる効果を解説していきます。

呼吸筋疲労と運動パフォーマンスの関係

 最新の研究では、高強度運動(紹介した情報では80%VO2max以上)で呼吸筋疲労が運動パフォーマンスの低下につながる可能性がある事が分かっています。

 呼吸筋が疲労すると、呼吸筋へ多くの酸素供給を行うようにシグナルが発生し、走運動に用いる筋肉への酸素供給量を低下させることが運動パフォーマンス低下の要因ではないか、と提唱されています。

 したがって、呼吸筋を鍛えることで運動パフォーマンスが向上しマラソン等での記録向上が達成できる可能性があります。

 次の記事で詳しく解説していますので興味がある方は是非ご参照ください。

エリートアスリートとエアロフィット

 エアロフィットは、明治大学水泳部や東福岡高校ラグビー部とアスリートパートナーシップを結び活用事例を広げています。

 他にも、有名なトライアスロン選手なども使用している例があります。

期待される効果とエアロフィットアクティブの利点

 呼吸筋トレーニングは特に高強度運動を行う際のパフォーマンスに影響する可能性が高いと考えられています。

 呼吸筋を鍛え、疲労を遅らせることで、結果的に主動筋(ランニングで言えば脚)への酸素供給量を維持することができます。

 一方、もっと程度の軽い、例えば階段を昇り降りするときの息切れや健康増進などに向けての効果はどうなのか?という疑問がある方もいらっしゃるかと思います。

 呼吸筋のトレーニングによるメリットは以下のようなものが考えられます。

呼吸筋トレーニングによるメリット
  • リラクゼーション、リフレッシュ
  • 首/肩こりの解消
  • 気管支を鍛える
  • 声量・高音が出やすくなる
  • 呼吸が代謝Upに効果的

 以下では、私がエアロフィットを活用してみて、特に感じた良い点を述べていきます。

使い方が非常に簡単でトレーニングを継続しやすい(心理的障壁が低い)

 トレーニングに必要なアイテムが「エアロフィット」「スマホ」のみであり、「トレーニングをやろう」と思い立てば1分以内にトレーニングを始めることができます。

 マラソンに代表される持久性が問われる競技種目では、特に「トレーニングの継続性」が非常に重要です。

 マラソンで必要な能力は時間をかけて培われるものが多く、トレーニングの継続が必要不可欠であるためです。

 冒頭で説明した呼吸筋を鍛えることによって得られるメリットにも同様のことが言えます。

 呼吸筋は筋繊維タイプとして遅筋繊維が大きな割合を占めるため、トレーニングによる効果を得るためには比較的長い時間が必要になります。

 トレーニングが手軽である事は、トレーニングの継続性にとても重要です。それだけでトレーニングへの心理的障壁が下がります。

呼吸筋を「クロストレーニング的に」鍛えることができる

 私がランニングトレーニングと並行して呼吸筋のトレーニングを行うにあたり感じたメリットが「クロストレーニング的に取り組める点」です。

 ランニングトレーニングでは必ず「脚」を使ってトレーニングを行う必要がありますが、それだけを行っていると、脚への負担がかかりすぎたり等で怪我につながりかねません。

 怪我の予防として「クロストレーニング」を行う競技者も多くおり、「エアロフィット」は手軽な「クロストレーニング」として活用することが可能です。

 エアロフィットを使えば、脚に負担をかけることなく呼吸筋を鍛えることができます。

 やはりここでも、「手軽さ」という点は大きなメリットになります。

スマホアプリでトレーニング内容を容易に管理できる

 スマホアプリとの連携で、トレーニング実績が次の通りに管理できます。

エアロフィット トレーニング管理

 トレーニングを体系的に行っていくうえで、トレーニング内容を管理できることは重要です。

 「どのくらいのトレーニングを行うと、どのくらいの効果を得ることができるか」を理解していないと、自分の競技力向上が停滞してしまった時に振り返ることができないためです。

 スマホアプリに従ってトレーニングを続けて行けば、これまで行ってきたトレーニング内容が自動的に記録されていくので、特別な管理をする必要はありません。

 非常に簡単に、トレーニング実績を管理していくことが可能になっています。

エアロフィットアクティブの使い方【実機レビュー】

 では、私自身が実際に使用したレビューをしていきます。

 私自身は普段からランニングトレーニングを本格的に行っており、日常生活で動機や息切れを起こすことはありません。

 しかし、呼吸筋と運動パフォーマンスの関係についての記事でも述べましたが、高強度運動時に呼吸筋疲労が原因でパフォーマンスが落ちてしまう可能性があると分かりました。

 まずはやってみようと思い、呼吸筋トレーニングを開始しました。

 エアロフィットの使い方はいたってシンプルです。

 「器具を口にくわえ、吸気/吐気を繰り返すだけ」となります。トレーニング強度の調整は、吸気・吐気の空気経路をダイヤル回転で広める/狭めることで行います

 トレーニング方法は、スマホのアプリを使用することが最も効率的です。エアロフィット専用アプリをダウンロードし、画面の指示に従って呼吸を繰り返します(当然、鼻呼吸は止めたまま行います)

 エアロフィットアプリでは、毎日のトレーニング内容を自動的に作ってくれます。

 呼吸パターンが「吸気機能・サークル・マインドフルネス・ピラミッド・ダイヤモンド・正方形」と分かれており、それらから自動的に選択して指示をしてくれます。

 アプリでは、ダイヤルゲージによる強度調整も指示してくれます。その通りにダイヤルゲージをセットします。

 ダイヤルゲージをセットし「スタート」すると、トレーニングを開始します。「息を吸う・息を吐く・息を止める」の動作があり、これらを繰り返します。

 また、アプリで自動的に組まれているトレーニングプランとは別に、自分で好きなパターン及び強度を選択し、トレーニングを行うことも可能です。

 「ディスカバー」という項目から好きなパターンを選択します。

 初級~エキスパートまでの強度を選ぶことができるようになっています。

 

 また公式ホームページでエアロフィットを購入すると、購入者特典として「専用トレーニング動画」の提供を受けることができ、活用することができます。

 次の動画は、トレーニング動画の一例です。

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エアロフィットの効果:口コミ、評判の紹介

 エアロフィットアクティブは肺機能が数値で評価できないためあくまで主観的な効果の評価になります。

 一方、エアロフィットプロ2.0は肺機能検査により具体的な肺機能数値を確認することができるため、トレーニング成果が明確に分かります。

私自身が感じた効果(主観的評価)

 私自身は現在エアロフィットプロを使用していますが、吸気圧・呼気圧共に上昇傾向です。

 私自身はエアロフィットプロ2.0を使用し、肺機能を継続測定しているため、その結果を次の記事で随時更新していますので、ご確認ください。

口コミ、評判の紹介

 実際にエアロフィットを使用した方の口コミや評判を紹介します。

「喘息が酷く、呼吸筋を鍛えたくて、購入しました。毎日朝晩2回、アプリにしたがってエクササイズをした結果、ピークフローの値が倍以上になりました。肺機能検査の数値も大幅アップで、お医者さんもびっくりしていました。以前は、階段の上り下りでぜぇぜぇしていましたが、すっかりそれも改善されています。継続は力なり

「競泳とマラソンをやってます。呼吸筋の大切さを知り購入。老舗の製品と悩んだがデザイン、重さが決め手となりました。使い出してまだ2週間ですが息切れが確実に減り更に使い続ける意欲が湧いて来ます」

 呼吸筋トレーニングで得られる効果は個人差があります。

 しかし主観的にでも「呼吸が楽になった」と感じることができれば、それは「効果があった」と言えます。

 マラソンレース中「呼吸が苦しい」と主観的に感じてしまうと、その時点で体が適応し呼吸筋への酸素供給を増やそうとします。結果的に運動パフォーマンスが落ちてしまいます。

 主観的にでも「苦しい」と感じないことが重要です。

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購入方法

 エアロフィットアクティブは公式HPやAmazon・楽天・Yahooで購入することができます。

 公式HPで購入すれば、45日間の返金保証が付くことがメリットです。10%オフになる割引クーポンも手に入ります(メールマガジンへの登録が必要)。

まとめ

 本記事では呼吸筋トレーニングデバイス「エアロフィット」を紹介させていただきました。

 私が思う、エアロフィット最大の利点は「手軽に呼吸筋トレーニングを行える点」です。

 もし、「呼吸に関する心配」や、「トレーニングを行いたいけど本格的すぎるのはちょっとな・・・」などと考えている方、また、「競技種目とは違ったクロストレーニングを行いたい」と考えている競技者の方であれば、是非試してみる価値はあると思います。

この記事を書いた人

社会人からランニングを始めました。
理論に基づいたトレーニングで、
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トレーニング理論やレース参戦記録を発信。

★自己ベスト
 1500m 4:25(2022/08 公認)
 3000m 9:24(2022/06 公認)
 5000m 16:01(2022/09 公認)
 10000m 33:44(2021/12)
 Half  1:12:29(2022/03)
 Full 2:57:29(2020/12)

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