※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
【テリック リカバリーサンダル(W-STRAP) レビュー】サイズ感や履き心地を徹底解説
- テリック(TELIC)のリカバリーサンダルのサイズ感、履き心地が知りたい
- テリックのリカバリーサンダルの効果は?
- ウーフォスとテリックのリカバリーサンダルの違いが知りたい
テリック(TELIC)のリカバリーサンダルを購入しようかどうか迷っている皆様へ、参考になる情報をお届けします。
私は、社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500kmほど走り、競技志向でランニングに取り組んでいます。
ランニングで足の裏が凝ることが多く、アーチサポートも崩れてしまうことが気になっていました。足の裏の疲労対策として、まずウーフォスのリカバリーサンダル ウーオリジナル(OOriginal) を購入しました。
ウーオリジナルは、フリップフロップタイプ(=ビーチサンダルと同じ形)なのですが、長く歩くにはホールド性が低く、もう少し歩きやすいサンダルを探していました。
足の甲をしっかりホールドしてくれるスライドタイプで、ジャストフィットのサイズがを選ぶことができるテリックのリカバリーサンダル(W-STRAP)を購入してみました。
ここでは、テリックのリカバリーサンダルW-STRAPについて、履き心地やサイズ感を解説します。
本記事を読めば、皆様がリカバリーサンダルを履いた時の感覚を理解することができ、自分に合ったサイズとモデルを選ぶことができるようになります。
- テリックには8つの製品ラインナップがあり、オーソドックスなタイプは「FLIPFLOP」と「W-STRAP」である。他にも、かかとにストラップが付いたタイプのものもある。
- テリックのリカバリーサンダルは、その効果について医学的な根拠が示されている。
- サイズ展開が0.5cm刻みであるため、ジャストフィットを選びやすい
- 長時間歩くなら、テリックのサンダルはおすすめ
テリック リカバリーサンダル 製品ラインナップ
テリックのリカバリーサンダルには、全部で8種類の商品ラインナップがあります。
写真 | 商品名 | タイプ | カラー展開 | 厚さ | 値段 |
---|---|---|---|---|---|
FLIPFLOP | フリップフロップ | 8色 | 普通 | 7,260~ | |
W-STRAP | スライド | 7色 | 厚底 | 9,680~ | |
W-FLIPFLOP | フリップフロップ | 8色 | 厚底 | 9,680~ | |
W-BUCKLE | スライド | 6色 | 厚底 | 9,900 | |
ANKLE-STRAP | アンクルストラップ | 2色 | 厚底 | 9,900 | |
Doctor’s Sabot | クロッグ | 5色 | やや厚底 | 7,700 | |
W-CLOUD | スライド | 3色 | 極厚 | 10,120 | |
ALLROADS-S1 | アンクルストラップ | 1色 | 極厚 | 12,980 | |
ALLROADS-S2 | アンクルストラップ | 1色 | 極厚 | 11,880 |
ラインナップを全て確認したい場合は、公式HPをご参照ください。
テリックのリカバリーサンダルは機能性が高い
テリック公式HPでは、リカバリーサンダルの機能について紹介されています。
紹介されている機能をまとめると下記のとおりです。
- アーチ形状の保護
- 衝撃吸収性(クッション性)
- 足底圧の分散
- 軽快性、推進性
医学的な証拠として、テリックのサンダルを履いた時の足首の角度がよく、アーチのサポート性が高いことや、ふくらはぎの疲労軽減効果、足底圧の分散などが示されています。
東京都下北沢病院は足病医療の総合病院であり、テリックのサンダルを導入しているようです。
サイズ感
テリックのリカバリーサンダルを購入するうえで、サイズ感はとても気になります。
テリックのリカバリーサンダルは、0.5cm刻みのラインナップになっています。他のメーカーから発売されているリカバリーサンダルは、1.0cm刻みのものも多いので、この点は良いです。
先に、適正サイズの結論を述べます。私自身はW-STRAPのみの着用ですが、他のタイプについても同様のサイズ感だと思います。
足のサイズが27.5cmの場合、WSTRAP27.5cmが適正。ジャストサイズを選ぶべき
繰り返しになりますが、私の足のサイズは、実測で27.5cmです。
テリックの27.5cmを実測すると、サンダル自体の長さは28.0cm前後でした。
結果的に、27.5cmの私が、テリックの27.5cmを選んでジャストフィットでした。
参考に、テリックW-STRAP27.5cmの横幅も測定してみました。一番幅が広いところの測定は難しいのですが、11.0~11.5cm程度です。ちょっと足幅は細目かもしれません。
以上、サイズ感について参考になれば幸いです。
テリック W-STRAP 着用レビュー(履き心地・効果)
私自身が実際にテリックのW-STRAPを着用したレビューを紹介します。
- 私自身の足のサイズは27.5cm
- W-STRAPのサイズは27.5cm
- 普段のランニングシューズのサイズはすべて27.5cm
アーチ部の突き上げ感
テリックのW-STRAPを履いた瞬間、「アーチ部の突き上げ感は少ないな」と感じました。
ウーフォスのリカバリーサンダルを履いた時には、アーチ部がサポートされている感覚を強く感じたのですが、テリックのサンダルはウーフォスとは異なる感覚です。
しかし、同時に「足裏全体で接地できている感覚」があります。テリックのリカバリーサンダルは足底圧が分散されるように設計されているようで、その効果だと考えます。
歩きやすさ
正直、かなり歩きやすい部類だと思います。
歩きやすい理由としては以下の通りです。
- フィット感とホールド感がしっかりしている
- ジャストフィットのサイズが選びやすい(0.5cm刻みのラインナップ)
- クッションが適度に硬く安定性が高い
足の甲だけ覆われているスライドタイプでも歩きやすいと感じたのですが、テリックからはクロックスのようなクロッグタイプと、足のかかとをストラップで固定できるアンクルストラップタイプがあります。
リカバリーサンダルで長時間歩くことを考えている場合には、テリックのサンダルはとてもおすすめできます。
クッション性
クッション性は十分にあります。ただし、クッションの柔らかさはなく、少し硬めです。
ウーフォスのリカバリーサンダルは、とてもクッションが柔らかく気持ちがいい感覚なのですが、テリックは、そこまで柔らかくないクッションです。
厚さは十分にあるため、クッション性が足りない、ということはありません。
ウーフォスのリカバリーサンダルとの比較
ウーフォスのリカバリーサンダル(OOriginal)との比較を表で示します。
項目 | ウーフォス | テリック |
---|---|---|
アーチサポート | 強 | 普通 |
クッション性 | 柔らかい | 硬め |
サイズ感 | 1.0cm刻み | 0.5cm刻み |
デザイン性 | デザインとカラー展開が豊富 | カラー展開は豊富 |
歩きやすさ | クッションが柔らかく若干歩きにくい | 歩きやすい |
テリックの良さは、サイズ展開が0.5cm刻みであり、歩きやすい、という点です。
サイズの選びやすさは重要です。サイズが合わないサンダルは、その履きにくさから「使わなくなってしまう」ことも多いかと思います。
一方、デザイン性を重要視する場合にはウーフォスもおすすめです。
以下の記事では、ウーフォスのリカバリーサンダルのレビューや、お勧めのリカバリーサンダルを紹介しています。ぜひご参照ください。
テリックリカバリーサンダルの購入方法
テリックのリカバリーサンダルは、全国のスポーツショップなどで取り扱いがあります。
夏に近くなってくると店舗には在庫がない、のような状況にもなりますので、サイズ感や着用感に心配がなければ、通販での購入がおすすめです。
本記事は、できるだけ、わかりやすく商品についてお伝えし、通販でも安心して購入できるように説明させていただきました。
私自身は多くのポイントが付くため楽天で購入しましたが、他にもAmazon、Yahoo、公式通販でも取り扱いがあります。
皆様の参考になれば幸いです。
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