- ペガサス40を購入しようかどうか迷っている
- 前モデル(ペガサス39)から何が変わったの?
- ペガサス40の使用用途は?
ロングセラー商品、ナイキ ペガサスシリーズ40代目、ペガサス40が2023年4月に発売されました。前モデルであるペガサス39と何が変わったのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向け、ペガサス40の履き心地や前作(ペガサス39)との比較を徹底解説します。
私は社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程を走り競技志向でランニングに取り組んでいます。
ペガサスシリーズはペガサス36から履いており、とても良いシューズであることを実感してきました。
ここでは、ペガサス40が前モデルであるペガサス39までと比較してどのような点がアップデートされたのかや、履き心地やサイズ感、重さ等を徹底レビューします。
特に、私が個人的に感じた「走り心地・フィット感」について詳しく記載します。
本記事を読めば、ペガサス40が今の自分に必要なのかを判断し買うべきかどうか決めることができます。
私自身、「ペガサス40はどちらかというと初心者に向けたアップデートがされた」と感じました。トレーニングの大半を占めるジョギングにとても適しているシューズです。
- ペガサス39と比較してアッパーのみのアップデート。
- アッパー素材が柔らかく、フィット感が高くなった。足当たりが気持ちよい。
- 走り心地はほとんど変わらないが、重さがかなり重くなった。より、ジョギング向けのシューズになった。
- ペガサス39から、わざわざ履き替える必要はないかもしれない。
- 「買っておけば間違いない一足」である。
ペガサス40を購入した理由
私自身、ペガサス36から、ペガサスシリーズを履いてきました。
ペガサスは、Easyペースの最も遅いジョギング(私で言うと5:00/kmくらい)から、適度な速さのジョギング(4:10~4:30/kmくらい)まで、幅広く対応するシューズとしてとても重宝しています。
走っている距離が多いので一年間の間に何足もジョギングシューズを使いますが、一年に一回は新作のペガサスを履いてみよう、と考えています。
その時の体の調子によって走るペースは異なりますが、「とりあえずペガサスにしておこう」というように選べるシューズです。
ペガサス39以降、ミッドソールに屈曲性が生まれ、よりジョギングに適したシューズへと進化しました。ペガサス40も見た目上はペガサス39と変わらなかったため、購入することにしました。
結論:ペガサス39からはアッパーのみのアップデート
ペガサス40は、ペガサス39から「アッパーのみアップデートされた」シューズです。
アッパーが大幅に変更されたため、履き心地は結構違います。ペガサス40の方が、柔らかく、気持ちがいい素材となっています。
走り心地はほとんど変わりません。ミッドソール形状は、外から見た感じは全く同じです。
ペガサス39がまだ履ける状態であれば、わざわざペガサス40に履き替える必要はないかもしれません。
しかし、詳しく述べていきますが、アッパー素材がジョギング向けの柔らかい素材に変更されたことで、より初心者向けのジョギングシューズへとなったと言えそうです。
ペガサス40 アッパーがアップデートされた点
ペガサス40のアッパーは、ストレッチが効くメッシュ素材で、ペガサス39よりも分厚くなりました。
伸縮性があり、履き心地はとても柔らかくなっています。
その分、ジョギングよりも速めのペースで走ると、少しもたつく印象です。
しかし、もたつく感覚はあくまでも、マラソンペース以上のペースで走ったときに感じる程度で、ジョギングするには全く問題ありません。
シューレースの固定部も大きく変更になりました。ペガサス39ではフライワイヤーが採用されていましたが、ペガサス40では、ペガサス38までの構造に戻っています。
シューレース固定部の変更がフィット感に与える影響はほとんど感じませんでした。
ペガサス40の良さは接地の安定感とダイレクト感
安定感と接地のダイレクト感は、ペガサス39の良さを引き継いでいます。ミッドソールとアウトソールの構造は、ペガサス39とペガサス40でまったく同じように見えます。
ペガサス40は、分厚すぎず屈曲性が高くなったソールの効果なのか、自然に接地できる点がとても優れています。
前に転がるような要素も少なく、自然なフォームでランニングをするにはとてもおすすめできるシューズです。
ペガサス39,40の安定性はソールの屈曲性が向上したことに起因しています。
アウトソールに溝が2本入っていることによって、ミッドソールが曲がるようになり、安定性が向上しました。ペガサス38からペガサス39になったときにアップデートされた点です。
接地した時にぐらつかないので、安定感があります。
また、クッションが分厚過ぎないため、接地感も程よく感じることができ、適度なペースで走るには適したシューズであると感じています。
推進性はさらに低下したと感じる
ペガサス40は、ペガサス39と比べて10%以上重くなりました。その影響で、スピードは出しにくくなったと感じています。
ペガサス38からペガサス39にアップデートされた時も、推進性は低下したアップデートでしたが、ペガサス39からペガサス40へのアップデートでも、同じような傾向だと感じています。
モデレートペースからマラソンペースでの使用を考えている場合には、前モデルであるペガサス39の方が適している可能性が高いです。
ただ、ペガサスはスピードを出すようなトレーニングで使うシューズではないと、個人的には考えています。
毎日のジョギング、デイリートレーナーとしての活用が推奨です。
さらに初心者向けのデイリートレーナーとなった
ペガサス40は、前モデル(ペガサス39)と比較して推進力が低下したものの、アッパー素材が大幅に変更され、履き心地が大幅に向上しました。
「より初心者向け、または、エリートランナーでも毎日のジョギングで使えるシューズ」へと進化したと言えます。
私自身がおすすめする主な使用用途はジョギングです。ジョギングと言っても、様々なペースがありますが、自分にとって遅めのジョギングから速めのジョギングまで幅広く対応できるシューズです。
しかし、マラソンペース以上のペース走では、少しもたつく印象があり適していない可能性が高いです。
履き心地は抜群であるため、ランニングを始める方でも「とりあえずこれ1足買っておけば大丈夫」といったシューズであると言えます。
ペガサス以外でも、「ランニングを科学する」では自信をもっておすすめできるランニングシューズを厳選して紹介していますので、是非ご参照ください。
重さ、サイズ感、ワイドモデルについて
重さを実測したところ、27.5cmで290gでした。ペガサス39は262gだったのでかなり重くなりました。
サイズ感はペガサス39までと同様です。
私自身の例で言うと、ナイキではインフィニティランやヴェイパーフライネクスト%、アシックスではノヴァブラストやグライドライド、全てで27.5cmを履いています。
ペガサス40についても27.5cmでジャストフィットです。私自身、ペガサスシリーズはすべて27.5cmを使用してきました。
足の横幅も普通です。特別細い・広い、という特徴は感じませんでした。こちらも、ペガサス39までのモデルと同様です。
ノーマルモデルのワイズがEE、ワイドモデルは4Eまであるので、足幅が広い方はワイドモデルを選択することができます。
耐久性、寿命
耐久性、寿命は都度更新していきたいと思います。
購入直後
購入直後の状態です。写真右側がペガサス40です。
走行距離100kmの状態
アウトソールはまだまだ健在です。しかし、ペガサスシリーズは結構アウトソールの削れが早く感じるので要注意です。
ミッドソールもほとんど潰れは見られません。
走行距離400kmの状態
アウトソールは結構すり減ってきました。ペガサスシリーズは比較的アウトソールが削れやすい印象があります。
ミッドソールは少し、しわが寄っていますが、まだまだ健在です。
ペガサス40は走行距離400kmの時点で普段履きに変更しました。
まだまだランニングで履けそうでしたが、他のシューズで使いたいものがあったことが理由です。
安く購入する方法
ペガサス40は以下で購入することができます。
- Amazon、楽天、Yahoo
- ナイキ公式通販
- その他スポーツショップ 通販サイト
- スポーツショップ実店舗
ナイキ公式通販では定期的にセールが行われていますが、自分が欲しいサイズがすぐに売り切れてしまいます。
私がおすすめするのはAmazon、楽天、Yahooです。
Amazonや楽天、Yahooでは、セールの回数も多く、各スポーツショップが出店しているので、セール時期を狙って購入するのがおすすめです。
ペガサス40の購入に迷っている方へ参考になれば幸いです。
コメント