【マラソン】再び膝を故障。オーバーユースはなぜ発生する?復帰を焦る気持ちの真相。

こういう思いを綴れるツールとしてブログはいいと思う。

 再び膝を故障した。痛めた箇所は膝。昨年末に痛めた部位とは若干違う部位ではあるが、腸脛靭帯炎や鵞足炎ではない。オーバーユースなのだろう。

 前回は2020年12月頭のフルマラソン直後に膝を痛めた。両膝ともに同じ個所が痛み、整形外科ではオーバーユースとの診断だった。膝が痛いながらも、中途半端に走ることと休養を繰り返し、結果としてトレーニングを再開するまでに2か月を要した。

 今回は恐らく3月20日頃に痛めている。タイミングとしては割と本気で5000mを走った翌日に、雨の中、23kmのロングランを行ったところだ。過去の練習量からしたら大したことないセット練習だが、原因は恐らく検討がついている。

 発端は3月9日に行ったポイント練習「ヤッソ800」だと思っている。設定2分40秒/本に対して2分42秒/本と若干外してしまった回だった。この練習翌日から、左脚臀部の深いところに鋭い張りが発生していた。

 ただ、この類の張りは、練習を継続しても悪化しないものであることは感覚的に分かっていた。そのため、特に強度や量を下げることなくトレーニングを継続していた。

 しかしこれが良くなかったと思う。一度鋭い張りを感じた部位はいっこうに良くならず、ポイント練習で張りが強くなって、ジョグで回復する、の繰り返しだった。

 そこで、5000m(パークラン)とロングラン(23km)のセット練習を行ったことで、膝を痛めてしまったのである。

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1.オーバーユースはなぜ発生するのか?

  病院での診断がオーバーユースであったからと言って、何も考えず休んでいいわけではない。この程度の走行距離で痛めてしまうということは、何かしらの原因が必ずあるはずだ。実業団選手なんかは月間700km~1000km程度走りこんでいるにも関わらず、脚を痛めないで練習を継続している。

 オーバーユースで脚を痛めるということは、本来の動きとは違った動きが継続されることで、体に異常が発生した状態であると捉えることができる。プレス工業の実業団ランナーである山田翔太選手のnoteの内容がとても腑に落ちた。

 今回の自分の例では、左臀部に張りがあったことで無意識のうちに右脚でかばうように走っていたのではないか(本来左脚で受け止めるべき力を、張りの影響で接地時間等が短くなり、結果的に右脚への負担がたかまったか)と考えている。

2.ひざの故障を根本原因から考える

 さらに深堀していく。2020年末に痛めた時は、体に異常が無い状態でフルマラソンに臨んだため、今回のようなかばう動きはなかったはずだ。フルマラソン直後のトレーニング負荷が高すぎたことが原因だと考えていたが、これについても、何かしら動きの原因があるはずだ。

 ここからは自分の体を使って証明していかなければならないことであるが、現時点で一つ仮説を持っている。

 私のランニングシューズのソールは、小指球外側部分が非常に削れやすい。

 このソールの削れ方が意味するのは、足を接地していく時もしくは蹴り出していく時に、脚がO脚のように動き、足の側面で地面と接してしまっているということだ。学生時代にもサッカースパイクの外側や陸上スパイクの外側がすぐに破れてきてしまうことを経験してきたことと同じである。

 個人によって脚の形に特徴があり、ソールの削れ方には個人差があることは間違いないが、この削れ方が異常なのかそうでないのかは、対策を行って検証していく必要がある。

 脚全体が内側に入って(体の中心に向かって)接地するということは、脚を外側に開く筋力が弱いことを意味している。脚を外側で維持するのは「中臀筋」だ。私はこの「中臀筋」の弱さが原因なのではないかと考えている。

 そこで今年年初から、徐々に「中臀筋」にフォーカスしたトレーニングを開始した。「中臀筋」を鍛えることで、脚を外側で維持できるようにし、最終的には膝の故障を起こさない動きになればいいなと考えている。

3.故障からの復帰をなぜ焦るのか

 今は社会人になって競技終わりの期限もなければレギュラー争いもなく、本来、競技への復帰を焦る気持ちなんて生まれるはずがない状態だ。それなのにも関わらず最近では、故障からの復帰を焦る気持ちが強く、精神的に辛い状態が続いている。

 復帰を焦る原因は2つある。一つは期限はないとはいえ「今の若さで走れるのは今しかない」ということだ。他競技に比べマラソンは比較的高齢でも記録が出る種目ではあるが、それでも若いほうが高いパフォーマンスを発揮できることは間違いない。

 私のように、市民ランナーの中では比較的若い時からトレーニングを開始できているアドバンテージを活かそうと考えた時、どうしても焦ってしまう気持ちが生まれる。

 もう一つは、SNSで知らされる他のランナーの状況だ。これについては盲点だった。

 2020年末まではSNSなんてまったく利用せず、本当に自分自身だけでトレーニングを積み重ねてきた。見てきたメディア媒体としてはYoutube程度であった。

 しかし、競技レベルが向上してくると「もっと速い人と一緒に練習できないか」であったり、「他の人はどのような練習をしているのか」といったことを考え始めた。そこで、インスタグラムやツイッターを始めたのだ。

 ツイッターでは、とても速い人からファンランレベルの人まで多様なランナーがツイートしている。その中で特に、自分と同じようなレベルのランナーがツイートしている内容には、やはり興味がある。

 まったく顔も知らないし、他人であるのにも関わらず、なぜか「負けたくないな」と思う気持ちが出てしまうのだ。精神的にはこの考え方が非常に良くない。

 そこで今回は、怪我をして以降、ほとんどSNSを見ないようにしている。そうすると、自然と競争意識も薄れてきた感覚があり、「時間をかけてじっくり治そう」という気持ちに変えることができてきた。

 ただ、情報収集のツールとしてはSNSが非常に便利なので、適切な「マインドコントロール」を獲得し、今後も活用していきたいと考えている。

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4.今やれることをやる

 今はまず、再度ランニングを本格的に再開できるように、膝を完治させる。前回の時は、2か月まともに練習できなかったが、練習再開して1か月程度でほぼ故障前レベルまで復帰することができた。

 今回も練習再開すれば、1か月かからず元の状態に戻せる。

 また、ランニングを再開するまでに、「今やれること」は最大限やる。柔軟性の獲得であったり、部分的な筋力の強化、体幹トレーニング等、やれることは少なくない。

 復帰後は、膝の故障を再発させないため、動きの癖を修正しながらトレーニングを継続していこうと考えている。

 

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