※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
【ホカオネオネ オラリカバリースライド3 レビュー】履き心地やサイズ感を徹底解説
- ホカオネオネ(HOKA ONEONE)のリカバリーサンダルのサイズ感、履き心地が知りたい
- ホカオネオネのリカバリーサンダル(ORA RECOVERY SLIDE 3)の効果は?
- ウーフォスやテリックのリカバリーサンダルとの違いが知りたい
ホカオネオネ(HOKA ONEONE)のリカバリーサンダルを購入しようかどうか迷っている皆様へ、参考になる情報をお届けします。
私は、社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500kmほど走り、競技志向でランニングに取り組んでいます。
ランニングで足の裏が凝ることが多く、アーチサポートも崩れてしまうことが気になっていました。足の裏の疲労対策として、まずウーフォスのリカバリーサンダル ウーオリジナル(OOriginal) を購入しました。
ウーオリジナルは、ジャストサイズを選択し長く歩くことも想定して購入しました。
しかし、室内で履くことや、ランニングの前後で使用するために、もう少し「開放感」があるサンダルも購入しようと考えました。
スライドタイプのサンダルで、足の長さはジャストサイズでありながらホールド感は控えめなサンダルを探していたところ、ホカオネオネのオラリカバリースライド3(ORA RECOVERY SLIDE 3)がちょうどよさそうでした。
サイズ選びが難しそうでしたが、足の甲のホールド感は控えめでよかったため、足の長さを基準にして、サイズ選びを行いました。
ここでは、ホカオネオネのリカバリーサンダル、オラリカバリースライド3(ORA RECOVERY SLIDE 3)について、履き心地やサイズ感を解説します。
本記事を読めば、皆様がリカバリーサンダルを履いた時の感覚を理解することができ、自分に合ったサイズとモデルを選ぶことができるようになります。
- ホカオネオネには4つの製品ラインナップがあり、オーソドックスなタイプは「ORA RECOVERY FLIP」と「ORA RECOVERY SLIDE3」である。
- テリックのリカバリーサンダルは、その効果について医学的な根拠が示されている。
- サイズ展開が0.5cm刻みであるため、ジャストフィットを選びやすい
- 長時間歩くなら、テリックのサンダルはおすすめ
ホカオネオネ リカバリーサンダル 製品ラインナップ
ホカオネオネのリカバリーサンダルには、全部で4種類の商品ラインナップがあります。
写真 | 商品名 | タイプ | カラー展開 | 安定性 | クッション性 | 値段 |
---|---|---|---|---|---|---|
ORA RECOVERY FLIP | フリップフロップ | 8色 | ニュートラル | 柔らかい | 9,900 | |
ORA RECOVERY SLIDE3 | スライド | 12色 | 適度 | 柔らかい | 9,900 | |
ORA LUXE | スライド | 6色 | ニュートラル | 柔らかい | 11,000 | |
ORA RECOVERY SHOE 2 | スリッポン | 4色 | ニュートラル | 柔らかい | 11,000 |
ラインナップを全て確認したい場合は、公式HPをご参照ください。
HOKAのサンダルはランニングシューズのノウハウが活かされている
ホカオネオネは、「厚底ランニングシューズ」の先駆けとして認知されている、有名なアウトドアブランドです。
クリフトン(CLIFTON)やボンダイ(BONDI)などは、市民ランナーにもかなり人気が高い、ジョギングシューズです。
デザイン性も良く、普段使いとして使われているシーンもよく見かけます。
ホカオネオネのリカバリーサンダルは、ランニングシューズで培ったノウハウが詰め込まれています。
オラリカバリースライド3に関して、紹介されている機能をまとめると下記のとおりです。
- インジェクション成型のEVAミッドソール:雲の上を歩くような心地よさ
- エアーフローベンチレーション:優れた通気性
- インジェクション成型のEVAアウトソール:スムーズな履き心地
- 2層構造のHOKA独自の形状:クッション性と耐久性の両立
HOKA ONEONEの製品ページにて、詳細な解説が載っています。
サイズ感
ホカオネオネのリカバリーサンダルを購入するうえで、サイズ感はとても気になります。
ホカオネオネのリカバリーサンダルは、1.0cm刻みのラインナップになっています。
他のレビュー記事をみると、実の足の長さよりも少し大きめのものを買わないと、足の指がサンダルから飛び出てしまうと評価されているものがありました。
今回、完全にジャストサイズではなくてもよいと思っていたので、私自身の足のサイズが27.5cmに対して、オラリカバリースライド3は28.0cmを選択しました。
適正サイズの結論を述べます。私自身はオラリカバリースライド3のみの着用です。他のタイプについては形状が異なるので、同様のサイズ感ではない可能性があることには注意お願いします。
足のサイズが27.5cmの場合、オラリカバリースライド3は28.0cmが適正。27.0cmでも履けるかもしれないが、足の指が僅かに飛び出る可能性がある。
繰り返しになりますが、私の足のサイズは、実測で27.5cmです。
ホカオネオネの28.0cmを実測すると、サンダル自体の長さは28.5cm前後でした。サンダルの全長はもう少し長いのですが、足を入れる部分は枠があります。
結果的に、足の先は0.5~1.0cm程度余っているため、27.0cmを選択すれば、ホールド感も高めにできた可能性はあります。
参考に、ホカオネオネオラリカバリースライド3 28.0cmの横幅も測定してみました。一番幅が広いところの測定は難しいのですが、11.0~11.5cm程度です。
以上、サイズ感について参考になれば幸いです。
ホカオネオネ オラリカバリースライド3 着用レビュー(履き心地・効果)
私自身が実際にホカオネオネのオラリカバリースライド3を着用したレビューを紹介します。
- 私自身の足のサイズは27.5cm
- オラリカバリースライド3のサイズは28.0cm
- 普段のランニングシューズのサイズはすべて27.5cm
アーチ部の突き上げ感
ホカオネオネのリカバリースライド3を履いた瞬間、アーチ部の突き上げ感はウーフォスのリカバリーサンダルよりは感じませんでした。
しかし、土踏まずの部分がサポートされている感覚はあり、平たいサンダルとは全く異なります。母指球の手前からかかとの部分まで、割と広い面積で支えられている感覚があります。
ウーフォスのサンダルは、土踏まずの頂点に圧を感じるため、ウーフォスとホカオネオネでは、形状の考え方が異なるように感じます。
ホカオネオネのほうが、自然にサポートされている感覚です。
歩きやすさ
安定感が高く、思ったよりも歩きやすいです。
足裏に感じる硬さはないのですが、地面に接地した時は安定感が高く、歩きやすいと感じました。
製品紹介ページにおいて、ホカオネオネのリカバリーサンダルは、「スタビリティ(安定感)」と「クッショニング」で分別されていますが、オラリカバリースライド3のスタビリティは「適度」という評価です。
他のリカバリーサンダル(ORA RECOVERY FLIP)は、スタビリティが「ニュートラル」となっているため、オラリカバリースライド3は特別、安定感が高いのかもしれません。
クッション性
クッション性は十分にあります。
足裏に感じる素材感はとてもソフトで柔らかさを感じるのですが、地面に接地すると、アウトソールには硬さを感じ安定しているという、不思議な感覚です。
オラリカバリースライド3の製品説明によると、ミッドソールが二層構造になっており、足裏に近いほうはやわらかめの素材、地面に近いほうは硬めの素材で、安定感とクッション性を両立しているようです。
ウーフォスのリカバリーサンダルとの比較
ウーフォスのリカバリーサンダル(OOriginal)との比較を表で示します。
項目 | ウーフォス | ホカオネオネ |
---|---|---|
アーチサポート | 強 | 普通 |
クッション性 | 柔らかい | ソフト&硬め(接地面) |
サイズ感 | 1.0cm刻み | 1.0cm刻み |
デザイン性 | デザインとカラー展開が豊富 | カラーおよびデザインの展開は少なめ |
歩きやすさ | クッションが柔らかく若干歩きにくい | 歩きやすい |
安定感と歩きやすさを選ぶなら、ホカオネオネのほうがおすすめできます。
一方、デザイン性を重要視する場合にはウーフォスもおすすめです。
以下の記事では、ウーフォスのリカバリーサンダルのレビューや、おすすめのリカバリーサンダルを紹介しています。ぜひご参照ください。
ホカオネオネ オラリカバリースライド3の購入方法
ホカオネオネのリカバリーサンダルは、全国のスポーツショップなどで取り扱いがあります。
夏に近くなってくると店舗には在庫がない、のような状況にもなりますので、サイズ感や着用感に心配がなければ、通販での購入がおすすめです。
本記事は、できるだけ、わかりやすく商品についてお伝えし、通販でも安心して購入できるように説明させていただきました。
私自身は多くのポイントが付くため楽天で購入しましたが、他にもAmazon、Yahoo、公式通販でも取り扱いがあります。
皆様の参考になれば幸いです。
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