※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
758ランナーズトライアル(2020/11/01) @庄内緑地公園 1時間14分40秒(自己ベスト!)
久しぶりのハーフマラソンレース。タイムトライアルを抜きにすると、ほぼ1年ぶりのレースとなった。
ランコレクション主催。今回は庄内緑地公園が会場であったが、他にもさまざまな場所でレースを主催している。この環境下で開催してくれるのは本当にありがたい。
ランコレクションが庄内緑地公園で主催する758ランナーズトライアルは、芝生の往復が無い。他主催者の場合、芝生を往復するコースを採用しているため庄内緑地公園を周回するごとに芝生部分を約200m程度走る必要がある。30kmにもなると、13周=2.6kmとなるのでタイムと脚への影響も無視できない。その点758ランナーズトライアルは芝生を往復する心配が無い点が高評価。
1周2.3km毎にこのような芝生上を通過することで、自動計測してくれる。
朝はいつもどおり4時起床。炭水化物中心の朝ご飯を食べ、色々な家事を済ませてから家を出た。レース1時間前にはおまじない程度にレッドブルを飲み干す。会場について受付、トイレを済ませたらウォーミングアップ。シューズは新品のヴェイパーフライネクスト。走り始めから速いペースになることは予想していたので、2kmのジョグと3本のウィンドスプリントを入れた。調子は良さそうだ。
スタートは芝生の上から。最初だけ芝生スタートで、コーンに従って周回コースに出る。
直前一か月、自己ベストをこのレースで達成するため、調整も進めてきた。練習内容は下記にまとめてある。
スタートする前からわかってたことなのだが、コロナの影響で大会が少ないからか、とても速い人が出場していた。結果から言うとトップは1時間5分台。次元が違う。後で聞いた話、箱根常連某大学のOBらしい。
カウントダウンが始まり、いよいよスタートした。
プランでは、3:33/km以下を維持して、1時間15分切りが目標。
入りから、とてつもなく速い集団が前を走る。自分の走りに集中。同じくらいのペースの人を探しつつ、走る。入りはガーミンラップで3:23。ちょっと速いが想定内だ。
ようやく、それっぽいペースの人を見つけ後ろにつく。内心嬉しかったがそれも束の間、前の人が3:40くらいまで落ちてきたので、前に出る。
今日も一人旅か・・・楽では無い、3:33前後のペースを維持。このキツさで21キロ。。と諦めかけていたその時。
後ろから救世主!!自分の後ろについてくる人が1人いた。様子見していたら前に出てくれた。ガーミンを見ると、ほとんど目標通りのペース。今日は何がなんでもこの人についていくと決めた。
きついけど、なんとかついていく。10キロくらいのところで、救世主が、僕に、「前に出てくれ」の合図。ここまで引っ張ってくれた恩返しと思って、めちゃくちゃキツかったけど、頑張って前を引っ張る。そこから約3キロほど引っ張って、交代笑
そこから、ちょっとその方と会話することができた。ハーフのベストが1時間14分とのこと。僕よりもずっと速い人だ!そこからは、ちょっと自分が前に出て引っ張ることもあったが、きつくなり、ほとんどを引っ張ってもらう。ガーミンを見ると、少しずつタイムが落ちてきて、3:35-40くらいになっている。踏ん張りどころだとは思っているが、脚も限界を迎えていて、スピードが出せない。
ラスト2.3km。自己ベストは確実、後は1時間15分を切れるかどうか。引っ張ってくれた救世主は前へ。やっぱり自分よりは格上だ。ついていくことはできない。が、死に物狂いで走った。
最後のストレートが見えてきて、1時間14分ちょうど。15分切りを確信。死ぬ思いでダッシュし、ゴ ルした。
結果 1時間14分40秒。大幅自己ベストを達成した。
本格的にマラソンを練習し始め約2年、一つの目標にしていた1時間15分切りを達成することができた。嬉しい。
共に走ったラン仲間も全員ベスト。しばらく大会がなかったのでみんな飛躍することができた。
今回のレース振り返り、今後の方針は別の記事にしようと思う。
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