こんにちは。らんしゅーです。
2021年6月13日午後17時から、名古屋地区選手権10000mに出場しました。
目標タイム34分50秒に対して、結果はどうだったのでしょうか??
レース前日まで
レース前日までのトレーニング内容等については次の記事となります。
レースに向けてトレーニング量を落とす調整はせず、強度が高いポイント練習の一環として臨みました。そうはいっても、調子自体は上向きであり、良くも悪くも今回のレースが実力を示すと思って走りました。
レースレポート
レース当日、いつも通り3時45分に起床。起きる時は家族に迷惑をかけないようにGarmin(ガーミン)の無音アラームで起きる。朝走るわけではないため、ここまで早く起きる必要もないが、いつもと違うことをすると体のリズムが狂うため、いつも通りの起床時間にした。
毎朝恒例の、家庭用Inbody(インボディ):インボディダイアルで体重と体脂肪を測定。体重は64.4kg、体脂肪は8.9%。5月22日5000mレース当日は体重65.8kg、体脂肪8.6%。体脂肪率は誤差範囲であるが、体重は確実に低い。
前回5000mレース時は、前々日からごはんを食べる量を少し増やしたところ、一気に体重が増加。おそらく筋グリコーゲンの貯蔵と水分保有量が一気に増えたためであると考えているが、短いレースに対しては体重増加のデメリットの方が大きい。
そのため今回は、前日までの食事は特に変えなかった。その結果、体重もかなりいいところに落ち着いている。
今日のレースは17時に開始予定。時間的に昼ごはんも軽く食べることになる。なので、朝食はいつも通り、ごはんと目玉焼き二つ、納豆と牛乳一杯。毎日飽きずにほとんど全く同じ朝食内容だ。
几帳面に毎日同じ朝食にしているわけではなく、作る時間もないため、基礎食品で栄養バランスに優れた食事にしていった結果、このような朝食内容に落ち着いた。
他に、果物や汁物が冷蔵庫にあれば、上記の内容にプラスして食べるようにしている。
毎日起床直後にジョギングもポイント練習も行っているが、走る距離によって変えているのはご飯の量。多めに走ったときはその分ごはんを多めに食べるようにする。そうしないと、仕事中に空腹に見舞われてしまう。
朝食が終わったら、レースの準備をした。
今回使うランニングギヤ。
- ウェア:ナイキ エアロスイフト
- パンツ:2XU MCS ランコンプレッションショーツ
- ソックス:Tabio レーシングランプロ(5本指)
- シューズ:ナイキ ドラゴンフライ
- サングラス:エアフライ AF-301
- ウォッチ:Garmin Foreathlete 245 + ランニングダイナミクスポッド
今回は陸連公認の公式選手権であるため、陸連登録をすることで配布されるナンバーカードを忘れずに付けた。
よくよく振り返ってみると、レース用のランニングギヤの購入金額を合計すると、結構な額になるなぁ。と思う。
そんなことはさておき、今回の栄養戦略。朝食はいつも通りだが、昼食以降はほぼ炭水化物にする。レース前の給水はモルテンドリンク、レース1時間前までにはレッドブルを飲んでおく。
10000mでモルテンドリンクを使う必要はないと言われているが、賞味期限が切れてしまった在庫がいくつかあるため、昼食をたくさん食べ過ぎれないことに対応してモルテンドリンクを使うことにした。
今日は午前中から妻の友達が家に来る。大学からの付き合いで、同じ学年の子供(うちの子は1歳9か月)を持つようになったので、今でもたまにお互いの家を行き来する仲だ。夫婦で共働きの点でも共通しており、話が合うようだ。
妻がお友達といる間に、せっせと来週分のごはんを作り置きする。お互いに完全フルタイムで子育てをする場合、自分も、何もかもこなせないと家が回らない。
レースは17時から、瑞穂北競技場で家から30分程度であるが、今日は14時から奇跡的に競技場近くで別の用事があるため、13時過ぎに家を出た。
14時から用事を済ませ、まず向かったのが競技場近くのパン屋さん笑。自分の趣味で家を空ける時は、できるだけ妻が好きな何かを買って帰るようにしている。「ありがとう」だけでも伝わるものはあるが、何かしら「もの」を持って帰ることでさらに伝わる。
競技が終わってからでは閉店してしまうため、先にパン屋さんに寄っておいたのだ。
事前に食べログで調べておいた、今回立ち寄ったパン屋さんはシャルムベーカリー・ポンシェさん。
妻が好きそうなハード系で、かつ天然酵母を使用したパンがあり、嬉しくなる。自分用にも、さつまいもと小豆が入ったおさつパンを購入。明日からの朝ごはんが少し楽しみになった。
パンを調達したのち、いよいよレース会場へ到着。前日から分かっていたことだが、本日は小雨の予報。冬だと雨は非常に嫌なものだが、この暑い時期、小雨程度がちょうどいい。スパイクを着用するため、スリップも特に心配しなくていい。
瑞穂の駐車場はいくつかあるが、今回は雨が降っていたので地下駐車場を選択した。
駐車場に着くころにはほとんど雨も止んでおり、天候としては絶好。
瑞穂と言えば、近くにステップスポーツ瑞穂店がある。ドラゴンフライの在庫があったりしないかなーと寄ってみたが、まぁ、あるわけないですよね。
たまに、YoutubeでStep tubeを見ることがあり、よく出演されている方が店舗にいらっしゃった。想像よりも細くてちょっと驚いた。
競技開始は17時頃であり、まだ時間はあるが、ちょっと早く競技場に入って雰囲気を味わいに行く。入口で検温と体調チェックシートの確認の後、競技場に入った。
現在、パロマスポーツパークは、本トラックが改修中であり、サブトラックである瑞穂北競技場で競技会が行われている。
久しぶりの、トラックでの公認競技会。大学以来だ。
事前に得られた情報では、ウォーミングアップ場はレクリエーション広場とのこと。しかし、レクリエーション広場は全面砂場であり、雨上がりにジョギングするには適していない。
一方、改修中のパロマ瑞穂スタジアムを周回すれば、ちょうどいいウォーミングアップができそうなことが分かった。
招集は16時32分~16時42分であるため、それまでにアップを終わらせ、瑞穂北競技場に向かう。
事前に、一緒に走るランナーがほとんど自分よりも走力が上である事が分かっていた。従って、無理に前の集団についていくと、確実にオーバーペースとなり途中で大幅ペースダウンすることは目に見えている。今回は確実に走れるペースを守って目標タイムをクリアする。
招集が終わり、スパイクに履き替え、軽いダッシュを数本入れて、スタート地点に向かった。
いよいよスタートした。
出場したランナーは20人程度であっただろうか。目標ペースは83~84秒/400mに対し、はじめ400mの入りは79秒。それなのにほぼ最後尾で、前集団に離された。
「想像していたよりも、みんな速いのか・・・単独走で我慢して走るしかない」
と覚悟を決めた。先に言うと、今回のレースは完全に単独走で集団の力を借りることはできなかった。
自分自身は、事前に設定していたペースをきっちり守り、82~84秒/400mで巡航する。前集団につききれなかったランナーがぽつりぽつりと落ちてくるので、拾いながら自分のペースは守る。
練習で一度だけしか履いていないドラゴンフライが、とても走りやすい。ランニングシューズと同じくらい足が回る。
4400mくらいのところで先頭集団に周回遅れにされた。実力が違いすぎて悔しさとかはなかったが、後何周かわかりにくくなるなぁと少し不安になった。ガーミンでラップを忘れずに取っていこうと再度心に誓う。
来年は周回遅れにはされないぞ。
落ちてくるランナーを拾っていくと、途中、あるランナーが自分の後ろについてきた。「できれば自分が後ろにつきたかったな。。」と思いつつも、そのまま走る。後ろに人がいるだけでも、少し気がまぎれ、苦しさが薄れる。
ほぼイーブンペースで巡航していたが、7000m過ぎから85秒/400mくらいまで落ちた。脚がきつくなってきて、スピードが維持できない。しかし、あとは粘るだけだと、自分に言い聞かせて我慢する。
先頭集団には2周、周回遅れにされた。先頭がゴールしてから後2周。
残り800mから最後の力を振り絞り始める。最後の800mは、83秒/400m-74秒/400mまで上げることができた。
結果は、34分52秒(公式タイムは後日確認)。目標としていた34分50秒をほぼ達成することができた。
「うん。実力を出し切ることができた。」
後でデータを確認すると、平均心拍数は93%HRmax、平均ピッチ182spm。7000mできつくなってきたところから、最後多少ペースアップして終われたレース展開を振り返ると、ほぼ、今の実力を出し切ることができたと感じた。
はっきり言って、記録自体はレベルがまだまだ低いし、今回の名古屋市選手権においても下位である。しかし、今年頭から合計3か月間程度はほとんど練習できなかった状態から、ここまで復活できたことは評価できる。
レース終了後、QRコードで記録を確認もせず、そそくさと競技場を後にする。急いでクーリングダウンを行い、速攻で着替え、帰路に着いた。
レースが終わっても、今日は終わらない。家族のために家に最速で帰ることが重要だ。
家に帰ると、妻が娘にご飯を食べさせていた。今日はお友達が昼間、おうちに遊びに来ていたのだが、それでリズムが狂い、お昼寝がうまくできず、ぐずぐずだったとのこと。その後も寝る前までずっとぐずぐずだった。やっぱり昼寝は絶対外せない重要なファクターだ。
それでも妻の機嫌は悪くなく、一安心。家に帰ってから山積みの家事をこなし、お風呂上りの子供を寝かしつけた。妻の機嫌がいいことが一番だ。
レースの詳細振り返りと、今後の方針についてはまた後日。
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