※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
2021/03/26【龍北ディスタンス出場見送り】今後の方針と目標-rev.3
怪我明け復帰後、目標にしてきた3月28日の龍北ディスタンス(5000m)は出場を見送ることにしました。
かなり気合を入れて高負荷トレーニングを積んできたこともあったので、自分自身としては残念です。
出場見送り理由
出場見送り理由は下記となります。
- かなりの悪天候が予想されていること
- テーパリングしきれなかったこと(ギリギリまで負荷が高いトレーニングを行ってしまった)
- スパイクに慣れていないこと
- 自己ベスト16分20秒と同等タイムを狙っていた(ほぼ力を出し切らないと達成不可能)
- 記録を狙った出場である事
今回、悪天候を押して出場したところで、記録が出ないばかりか、無理をして走ることで怪我につながる可能性もあります。自己ベスト16分20秒の再現を考えており、厚底での出場も辞さないつもりでしたが、雨が降っているとタータン表面がスリッピーになり、うまく走れません。
自己ベスト同等の記録が出ないことで、精神的にもよくない影響が考えられ、強行出場のメリットが無いと判断しました(実は、直前までエントリーせずに様子見していました)。
現状の立ち位置
怪我復帰後、インターバルトレーニングとロングランを順調に消化し、1週間前のショートインターバルトレーニングにて、ほぼ怪我直前レベルへの復帰判断をしました。
しかし3日前、スパイクでの6000mLT走で設定を外してしまい、本当に怪我前レベルまで復帰できているのか、断定できなくなってしまいました。
また、別記事で2021年3月の振り返りを行おうと思っていますが、怪我復帰後は【インターバル走、LT走+ロングランのセット練】という組み合わせでトレーニングを組み立ててきました。実は、この強度、怪我前でさえも行ってこなかった強度の高さです。
そのおかげか、パフォーマンスの回復こそ早かったものの、ここにきて節々に疲労を感じてきています。
今後のスケジュール
愛知県の陸連登録が遅れてしまったこともあり、4月に出場できる大会も減ってしまいました。以下が修正後の計画です。
年月日 | 目標 | 結果 (VFN%換算) | 目標大会 | |
---|---|---|---|---|
現状(2021/3/26) | 怪我前レベル(VDOT63_VFN%換算)への復帰 | VDOT63.0 | ほぼ目標達成 | |
~2021年5月 | 5000m_16分切り | インターバル LT走 ロングラン | 4月18日 刈谷市記録会 5月22日 春季薄暮記録会 | |
~2021年7月 | フルマラソンに向けた脚づくり | ロングラン LT走 | ||
~2021年8月 | 秋以降のスピード練習への移行期 | レペティション ロングラン | ||
~2021年10月 | 5000m-15分切40秒切り | インターバル LT走 ロングラン | 名古屋地区選手権 | |
2021年11月 | フルマラソントレーニングへの移行期 | LT走 Mペース ロングラン | 金沢フル 東海市ハーフ | |
2021年12月 | フルマラソン_2時間35分 | LT走 Mペース ロングラン | 豊橋フル(あれば) | |
2022年1月 | スピード再養成期 | インターバル Mペース ロングラン | ||
2022年2月~3月 | フルマラソン_2時間30分 | LT走 Mペース ロングラン | 犬山ハーフマラソン フルマラソン大会 |
春シーズンの記録を狙った最終戦は5月22日の春季薄暮記録会(刈谷市)に今のところ決めています。そこで16分を切り、次シーズンに弾みをつけたいところです。
今後のトレーニング計画
基本的には【インターバル、LT走+ロングラン】の構成は変えないでトレーニングを進めていきます。
ただし、5000mレースに向け、インターバルトレーニングではスパイクを使用し、LT走の距離は6000m~16000mまで幅を持たせようと思っています。LT走が長めの距離になる場合は、翌日のロングラン距離を調整し、怪我予防に努めます。
春シーズンは走行距離を増やしすぎず、調子を維持しようと考えています。少なくとも、5000mで記録を出すにあたっては、長い距離を走りこむ必要はない(120分以上のジョグ)と考えます。
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