※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。
【ナイキ インフィニティラン4 レビュー】安定感と耐久性の高さが際立つジョグシューズ
- ナイキ インフィニティラン4の走り心地が気になっている
- インフィニティラン4はどんなシーンにおすすめ?
- インフィニティラン4は初心者でも履きこなせる?
ナイキの人気シリーズ「インフィニティラン」の最新作、インフィニティラン4が気になっているランナーも多いのではないでしょうか。
私は社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程を走り、競技志向でランニングに取り組んでいます。
ここでは、ナイキ インフィニティラン4の履き心地や走り心地、サイズ感や耐久性のレビューを行います。
かなり重さがあるシューズなのですが、フィット感が高く、走り始めるとその重さは感じにくいです。安定感が高くロッカー構造によりスムーズに足運びができます。
ただ、あくまでもジョグ用シューズです。スピードを出すのは適していません。流しなどを行うのであれば、ペガサス40の方が適しています。
本記事を読めば、インフィニティラン4を買うべきかどうかが判断できます。
ナイキ インフィニティラン4を購入しようと思った理由
私自身、現時点のジョグシューズとしてはペガサス40とクラウドモンスターを主に使っています。
他にもいくつかジョグシューズを試していたのですが、疲れているときでもスムーズに推進してくれるジョグシューズにはなかなか出会えていませんでした。
ポイント練習のつなぎとして行っているジョグでは、ぶれない安定性と、意識しなくても前に進んでくれるスムーズさが必要です。
また、ジョグシューズには耐久性を求めています。ペガサス40、クラウドモンスターはミッドソールのクッションは耐久性が高いものの、アウトソールの耐久性が低く、そこまで長くは履けなさそうな印象です。
そこで、初代インフィニティランを使用していい感触だったことを思い出し、改めてインフィニティラン4を購入してみようと思いました。
また、ナイキ公式通販でセールが行われていて、ヴェイパーフライ3を購入するついでにインフィニティラン4を購入することでお安く手に入れることができました。
結論:安定感と耐久性が高いジョグシューズ
ナイキ インフィニティラン4は安定性と耐久性が高いジョグシューズです。
走り心地の面白さや驚きは、正直、ありませんでした。弾む感覚もないですし、重さを感じにくいとはいえ、それなりの重量感を感じました。
しかし、走り続けていると、ジョグなのに意外とスピードが上がっていきます。重さに反して足運びがとてもスムーズにできることがわかりました。
また、安定感がとても高いです。ソールの横幅がとても広く、足を接地した時のブレが全くありません。
ノヴァブラストのようなバウンドする感覚はないですが、安定感が高いこととロッカー構造による推進性があり、とても履きこなしやすいシューズだと感じました。
また、アッパーがニット素材になっており、伸縮性があります。はじめに足を通すと少し窮屈かな?と思うくらいですが、走っていると足に馴染んできます。
推進性・接地感・安定感
ジョギング用のシューズではありますが推進性は高いです。ソールがゆりかご形状になっておりロッカー構造を有しています。
その影響があって、足運びがスムーズです。自然と前に進んでいく感覚があります。
接地感は硬めです、跳ねるような感覚や沈み込む感覚はありません。ミッドソールが分厚いためクッション性能は高いと思われますが、クッションの柔らかさは感じません。
これは初代インフィニティランから同じでした。リアクトソールを使っていてクッション性能が高いと言われてはいますが、地面に足を着させた感覚は硬い、というのが正直な感想です。
ただ、接地感が硬めであるからこそ安定感があります。着地した時に左右のブレは無くストレスがありません。
速く走るには適していないですが、ゆっくり走るにはとても適していると感じます。
履き心地・フィット感
アッパーがニット素材になっているため、足へのフィット感がとても高いです。足にまとわりつく感じです。
私の足のサイズは27.5cmですが、走る前に足を通した時は「少し窮屈だな」と心配になります。
しかし走り出してみると、徐々に足に馴染んできて窮屈さは感じなくなります。
結果的に走り終わるまでよいフィット感を維持できます。ニット素材の利点だと思います。
サイズ感
私の足のサイズは27.5cmです。ナイキインフィニティラン4も27.5cmを選びジャストフィットでした。
他に履いているシューズは、ペガサス40、ヴェイパーフライ3、ノヴァブラスト3、タクミセン8、ハイペリオンマックスなどです。これらはすべて27.5cmを着用しています。
メタスピードスカイも27.5cmで履けないわけではないのですが、かなり窮屈なため、メタスピードスカイだけはワンサイズ上げて28.0cmを使っています。
インフィニティラン4は履いてみると、27.5cmだと結構ぴったりフィットします。最初は「少しきついな」と感じるかもしれません。
しかし、アッパーの素材がニット素材になっており、走っていると足になじんできます。少し伸びる感覚です。
走り始めに「少しきついな」と感じる程度でちょうどいいと、私は感じました。
重量(重さ)
ナイキインフィニティラン4の重さを実測してみると、27.5cmで335gでした。
私が持っているシューズの中では圧倒的に重いです。
耐久性・寿命
インフィニティラン4に期待していることの一つが耐久性の高さです。
初代インフィニティランは1200km履いても、まだまだ履けそうなクッション性能でした。
インフィニティラン4も、アウトソール・ミッドソールともに耐久性が高そうに見えます。
耐久性については、走行距離と共に都度更新していきます。
購入直後 1回使用後の状態
購入直後に撮影を忘れてしまったので、一回履いた後の状態になります。
このあと、何度か履いてみたのですが足のサイズが合わず売却することにしました。
おすすめの使用シーン
インフィニティラン4はゆっくりジョギングをするためのジョグシューズです。
ゆっくりなジョギングとは、ダニエルズのEasyペースが目安となります。
体感的には「全くきつくないペース」です。
ダニエルズのEasyペースはかなり幅があり、Moderateペースも含みますが、速くてもModerateペースくらいが上限かな、という感じです。
フィット感が高く、重さはそこまで感じにくいものの、やはり重量感があるシューズです。
軽快に走るというよりもじっくり走ることに適しています。
軽快に走りたいのであれば、ナイキで言うと、ペガサス40やズームフライ5の方がおすすめです。
私は、インフィニティラン4をポイント練習翌日など、回復優位Easyペースジョグで使用していこうと考えています。
購入方法
ナイキ インフィニティラン4は、Amazon,楽天,Yahooの通販、ナイキ公式HP、各スポーツショップ通販や実店舗で購入することができます。
インフィニティラン4はAmazonや楽天などでセールになることも多く、ポイントが付くためおすすめです。
メルカリでも掘り出し物を安く購入できる可能性があります。
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