【みえ松阪マラソン2025】レースレポート

こんにちは、らんしゅーです!
2025年12月21日に三重県松阪市で開催されたみえ松阪マラソン2025に参加してきました。家から日帰りで参加できるフルマラソン大会、ということで今年出走することに決めました。
本記事はみえ松阪マラソン2025のレースレポートになります。
レースの位置づけ
2025年は11月に10km、12月にハーフマラソンとフルマラソンにエントリーしていました。エントリー時は、ハーフマラソンに最も注力し、フルマラソンは現状把握として出走する想定にしていました。
しかし2025年11月、突然不調に陥ってしまい全く記録が出せなくなってしまいました。11月に出場した10kmのレースも本来の走力からすれば非常に低調なタイムになってしまいました。
不調になったと同時に足を痛めてしまったので、しばらく低強度から中強度のランニングのみにしていました。そこから なかなか調子が戻ってきませんでした。
フルマラソンの前週、12月14日にハーフマラソンへ出走したくらいからようやく足の痛みが軽減されてきました。ハーフマラソンでは1時間18分と、フルマラソンペース程度に抑えて走りました。
そこから1週間、フルマラソンへのテーパリングとしてトレーニング量を70%以下に落としてトレーニングを実施してきました。ハーフマラソンで足の痛みが増加することはなく、順調に痛みも軽減されてきました。
そんな中での、フルマラソンレースになります。マラソンペースでのトレーニングなどはできていない状況であり、フルマラソンに向けた特異的なトレーニングは全く実施していません。
フルマラソンで特に記録を出せるような調整はできていませんが、今の実力を把握するにはちょうどいいと考えています。
レース目標
今回のレース目標は2時間40分とします。雨でコンディションが悪いとはいえ昨年よりも走力が上がっていることを考えると、自己ベスト更新はできると考えています。
レース展開としては、30km付近にある激坂でタイムは落ちると考えられますが、そのあと下り坂が続くため、トータルではイーブンペースを刻めると考えています。
3分45秒/km程度で走ると2時間40分を切れるので、3分45秒/km、5kmで18分40秒あたりを目標にします。
レースレポート
では、レースレポートです。
起床~レース整列
3時30分に起床した。昨晩は普段よりも早く就寝し、20時30分くらいには寝た。睡眠時間としては7時間弱なのでいつも通り。
起床直後に天気予報を確認。昨晩まで雨が奇跡的に降らなそうな予報だったのが、やっぱり雨が降りそうな予報に変わっていた。しかもがっつり降りそうだった。この時点でかなり気持ちがなえてしまった。
いつも通り起床直後にInbody Dialで体組成測定。体重64.2kg、体脂肪8.5%。気になったのは体重だった。今週フルマラソンレースに向けてカーボローディングをしてきたものの、体重が思ったよりも増加してこなかった。
ちょっと理由はわからない。普段よりもトレーニング量は確実に落としていたし、普段の食事に加えてパラチノースを追加で摂取していた。ただ結果としてはカーボローディングがうまくいかなかった、という結果。
普段と同じ朝食をとった。もち麦と白米を50%ずつ配合したご飯、卵2個と納豆。朝食後、トイレマネジメントも成功しレース前ルーティーンは完了した。
今回のランニングギア。

- エルドレッソ シングレット
- SA1NT P1 エリート・コンプレッション ショーツ
- タビオ レーシングラン・プロ5本指
- アシックス メタスピードエッジTOKYO
- エアフライ AF-305CYSP(生産終了品)
シューズは雨が予想された時点でメタスピードエッジTOKYOに確定した。ただ正直、直前までエッジTOKYOを使うかどうか迷っていた。
というのも、トレーニングの時にエッジTOKYOを使うと、確かに速くは走れるのだが、臀部の違和感が強くなる感じがしていた。接地時の安定感の無さや、ストライドが無理に伸長されることが原因なのかと思っていた。
しかし、雨ということもありグリップがしっかり効くシューズで走りたかった。手持ちのシューズでグリップを効かせることができるのは、ニトロエリート3、マジックスピード5、メタスピードエッジTOKYO。
これらのシューズのうち、ニトロエリート3はかなり使い込んでいてミッドソールのへたりも進んでいた。マジックスピード5はサイズがジャストであり、フルマラソンを走るにはサイズ的に適さなかった。結果としてエッジTOKYOに落ち着いた。
みえ松阪マラソンは家から日帰りで行ける距離。家を出るのが5時20分であり、そんなにゆっくりしている暇はなかった。会場までは、名古屋駅から近鉄で松阪まで移動する。
事前に調べた情報だと、始発の急行に乗ろうと思うと、自宅最寄り駅の始発に乗っても間に合わない計算だった。始発の次が有料の特急なのだが、こちらは10日前に確認したところ予約でいっぱいだった。
最終的に、松阪駅7時33分着の急行に乗っていこうと考えた。それに合わせて近鉄名古屋駅に到着したところ、5時50分発の電車が臨時で松阪行に変更されており、予定よりも早く到着することが分かった。
5時50分発の急行は十分に座れる程度の混雑だった。乗る前は「混みすぎて座れないのではないか」と心配していたが、それは杞憂だった。ホームに並んでいるランナーは全員座れるくらいの混雑度だった。1時間30分近く乗っているので、座れなかったら致命傷だ。
松阪までは約1.5時間。ずっと座ってないといけないのでお尻は痛くなるが、乗り換えもないので楽ではある。
松阪に到着した。外に出たら雨が降っていた。
歩いて会場に向かおうと思っていたが、シャトルバス乗り場の案内看板通りの出口に出てしまった。線路をもう一度超えて会場に向かわないといけなくなってしまった。実際、松阪駅から歩いて会場に向かう場合は南口からでないといけない。
松阪駅から会場までは結構歩く。速く歩いても25分くらいはかかる。さらに雨が降っていたのでいろいろなストレスが半端じゃない。
会場に歩いていく途中でローソンに寄り、コーヒーを買った。家から持ってきていたコーヒースティックとパラチノース30gを合わせてカフェイン180mgとパラチノースを含むスペシャルカフェイン増強コーヒーを作った。

ようやく会場に着いた。友人と待ち合わせをしていたので合流。雨が降っていて荷物を置いて準備するのもままならない。荷物預かりの会場はマックスバリューを含むショッピングセンターの大規模駐車場。
身支度を整えるような場所は確保されていない。マックスバリュー店内も解放されていたが、当然地べた。これだけ大規模なマラソン大会にしては、正直、環境が良くはなかった。
今回用意したジェル。

- カーボ デュアルソースエナジージェル
- アミノサウルスジェル
- アクティバイク スピードジェル
- アクティバイク グランフォンドジェル
私がおすすめするジェルは以下の記事で紹介。
このジェルのうち、実際にレースでは5つのジェルを使った。
- アクティバイク スピードジェル(スタート前)
- カーボ デュアルソースエナジージェル
- アクティバイク スピードジェル
- アミノサウルスジェル 01
- カーボ デュアルソースエナジージェル
スピードジェルにはカフェインが25mg、アミノサウルスジェルには50mg含まれている。ジェル全体で100mgのカフェインを追加する。
ジェルによる足の攣り対策はいらないと考えている。そもそも数個のジェルを摂ったぐらいで脚攣りは予防できない。の脚の持久力と糖質枯渇さえ防げれば、基本的に脚攣りはしないと思っている。
荷物預かりはスタート30分前まで。およそ8時25分くらいに荷物を預けスタート地点に向かった。この時点でまだトイレは済ませておらず、スタート前に済ませようと思っていた。
しかしこれが、大誤算だった。スタート地点前のトイレは大行列。男女兼用のトイレと男子専用のトイレがあったが、明らかに男女兼用のトイレが多く、並びの解消も遅い。この時点で、スタートブロック整列制限の8時45分には間に合わなそうだった。
それでも、家を出てからトイレに行ってなかったので確実にトイレは済ませておく必要があった。並び始めたもののやっぱり間に合わなそう。
相当迷ったが8時45分の整列制限に間に合わないわけにはいかないので、あきらめてスタート地点に並んだ。スタート直後にコース横にある初めの仮設トイレに行く判断とした。
後からわかったが、最後までトイレに並んで8時45分を過ぎた後でも、特に最後尾になることはなく、並べたとのことだった。ちゃんとルールを守った人はトイレに行けず、粘った人はトイレもできて並べた、ということになる。
運営側にも疑問が残る対応。「8時45分を過ぎたら最後尾です」とアナウンスするからには、徹底してほしかった。
ここまでで、結局トイレも行けず、アップも全くできていない状態。動的な動き作りもゼロ。動き出しが遅いことが原因とはいえ、30分前にスタート地点に行ってトイレすらいけない、というのは導線として課題が多いと思う。
幸いにも気温が高かったので寒さは感じなかった。準備が全くできていない状態でスタートを迎えた。
レース開始~レース終了
いよいよ、今シーズンラストレースがスタートした。
まずは「トイレに行くこと」が目標。幸いにもスタートしてから数百メートルでトイレがあった。当然並んでない。かなり溜まっていたこともあり、普段よりも時間がかかった。
トイレが終わり、ようやくマラソンが本格スタート。およそこの時点で1分30秒ロスしていた。
スタート地点近くでトイレに行ってしまったため、その間にファンランナーを含めた大量の人に抜かれていた。抜くのもままならないような混雑具合。それでも抜いていかないといけないので、間を縫って抜き続けた。
アップもできていないし、混雑の中人も抜いていかないといけない状況。滑り出しは最悪だった。ただ、心拍数を見るとそこまでの上昇もなく悪くはない感じだった。
最初に送れてしまったがゆえに、25kmまでは常に前の人を抜き続ける展開になってしまった。本来であれば小さくとも集団に入って巡行したかったが、当然自分よりも目標タイムが下のランナーばかりだったのでペースが合わない。
自分の主観的な強度を頼りに進んでいった。心拍数も都度確認しながら、あらかじめ決めていた心拍上限を超えない程度で走った。
ジェルは最初の6km付近で1つ目を摂取。それ以降は7~8km毎にジェルを摂取した。最後のを摂り切ったのが、30km付近。糖質の吸収には30分程度はかかるので、30km以降に摂る必要はないと判断した。
最初の5kmは20分40秒。もともとの予定ペースが19分10秒だったのでちょうど1分30秒ロスしていた。きつさは全くなかったが人を抜くのと、ペースの上下で余計な力を使ってしまった。
そこからハーフくらいまでは3分50秒/kmで進んでいった。ペースを管理していたわけではなく努力感で巡行した。常に単独で抜き続けていたため、安定した走りは全くできなかった。
25km目からラップが落ちた。理由は上り坂が入ってきたから。まだ余力はあったものの上り坂ではペースを落とそうと決めていた。コース全体としてもアップダウンがかなりあるが、25~31kmくらいは特にアップダウンが激しく無理はできコース
実際、COROSのウォッチとPOD2で補正した、みえ松阪マラソンのコース高低差は以下の通り。

公式ホームページで紹介されていたコースマップと高低差からはわからない、数多くのアップダウンがあった。もう少し詳しく高低差を紹介した方が良い、と強く感じた。
25~35kmは3分55秒~4分00秒/kmくらいだった。これは無理をしなかった結果。31~32kmの間でコースにおける標高最高地点を迎え、32km付近では有名なプロジェクションマッピングのトンネルに入る。
このトンネルはすでに下りがスタートしている地点になっており、体としても元気が多少戻ってくるところだった。それもあって、プロジェクションマッピングは受けがいい、と思った。
ただ、自分自身はすでにこの下り坂の時には足が動かなくなってきていた。下りでペースが上がると思いきや、それでも3分50秒/kmくらいまでしか上がらなかった。下りメインであるはずの30~35kmでも3分58秒/kmだった。
35km以降は完全に脚が売り切れていた。プロジェクションマッピングを抜けたあたりから雨も強くなり、環境としては最悪だった。35km以降、足を動かそうと思ってもだめだった。40km付近ではサブ3ペースくらいが限界。35~40kmの平均ペースは4:10/kmまで落ちた。
残りの2.195kmは頑張る気力もなくなっていた。足は動かないし寒いし、早く終わりたい一心だった。それでもゴールしないと帰れないので、一生懸命足を動かした。
ラスト、ゴール手前400mくらいは再び激坂があった。もう足は完全に終わっていた。ジョグで登ることが精いっぱい。結局最後の2.195kmは4分22秒/kmまで落ちた。
2025年、最後のフルマラソンは2時間48分03秒でゴールした。


レース振り返り
見ての通り、フルマラソンでは2時間48分03秒(ネット)でした。ただ、レーススタート前の混雑を甘く見ており、レース前にトイレに行けず、全くの「ノーアップ」になってしまいました。
スタートして数百メートルでまずトイレに行き、混雑の中人の間を縫うように抜き続けました。このロスで約1.5分程度は遅れています。
それでも2時間46分そこそこでしか走れていません。雨が降っていてコンディションは良くなかったものの、それでも満足できる結果ではありません。
この記録に対して、次の2点でとても悔しさを感じます。
ちゃんと調子を合わせることができなかったこと
フルマラソンのエントリーそのものは数カ月前に終わっていて、体の調子を合わせる期間は十分にあったはずです。しかし、10月末から調子を落として足を痛めてしまい、記録を出すべきロードレースで記録を残せませんでした。
トレーニングでいくら好調でも、レースで記録を残せなければただの自己満足になってしまいます。今年のレースで「ちゃんと走れたな」と思ったのは、10月に走ったチームでの記録会だけ。それ以外はなんだか調子が整わなくて気持ちよくは走れませんでした。
鍛えていくためのトレーニングからレースに向けた特異的なトレーニングに移行していくところで明確に課題があります。どうしても、基礎的なトレーニング期間のボリュームを維持したまま特異期に移行してしまって、質が上がっているのにボリュームは維持するから、結果的に負荷が高くなって調子が上がらないと思っています。
練習量の割にタイムが出ていない
私はコンスタントに月500km程度走っています。その割にはタイムが出ないことに悔しさというか、残念さまで感じます。
これは理由も明確で、「回復しきれない負荷で練習してるから」だと思っています。どれだけ練習量を積んでも、その負荷に対して適応する余力がないと、速くなることはできません。
あらゆる観点から回復の具合はモニタリングしているつもりでした。安静時の心拍数や睡眠時のデータ、Easy Jogでのパフォーマンス等、定常状態から外れていないかどうかを注意深く監視していました。
それでも、まだとらえきれていない部分があるのだと思います。頭でっかちになっていて、指標を信じすぎている面もあるのかもしれません。
私の様に、といったら失礼かもしれませんが、このメールの読者の方の中にも、練習をたくさんしている割には記録がついてきていないランナーの方もいらっしゃると思います。私もそのうちの一人です。
でも、これがあるから長距離・マラソンって面白いんじゃないか?と思っています。もちろん、軽々と2時間30分をクリアしていく上級市民ランナーもいらっしゃいますが、人それぞれ、どこかで壁には当たるものです。
ちょうど私が停滞している2時間30分台~2時間40分台というのは、中級者を卒業しようとしているランナーのボリュームゾーンだと感じています。そのような方と共に、私も試行錯誤を重ねながら、2時間30分を目指していきたいと感じています。






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