2020/11/29 龍北ディスタンス レース分析&今後。

競技場風景

※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。改訂履歴は記事の最後に記載しています。

 先日、龍北ディスタンスに出場し、16分20秒で自己ベストを達成することができました。

 初のトラックレースで16分20秒です。自分としては上出来だと考えています。

ラップ↓↓

1km毎
3:11-3:13-3:14-3:23-3:19
16:20

周回毎
-38.8
-77.6
-75.1
-76.6
-78.5
-76.7
-75.9
-79.7
-81.6
-82.0
-81.5
-81.1
-75.7

 レース中は、前半無理して突っ込んだ感じはしませんでしたが、やはり3000m以降でペースが落ちました。

 ちょうど1か月前、ハーフマラソンで1時間14分40秒の自己ベストを達成していました。今回の5km記録からVDOT Calculatorで算出すると、ハーフマラソンタイム推定は1時間14分49秒。少なくとも5000mからハーフマラソンまでの距離はバランスよく能力アップできていることが分かりました。

ハーフマラソンの参戦記も記事にしています。

 トラックレースの技術としては、ペーサーの真後ろにつくこと、レーン内側を走るポジション取りなどがあるが、それらはフルマラソン向けでは必要ない要素。今回の5000mレースでは、かなり無駄があるコース取りやペーサーへの追いつき作業を行ってしまったため、レース技術の向上によるタイム向上も望めそうです

 ペーサーがいる環境だからか、レース中、呼吸の苦しさは感じませんでした。呼吸が苦しくなる前に脚に来たので、それ以上スピードを上げることができませんでした。

 これはスピードを維持する持久力が、心肺機能に対して不足していることを意味していると思われます。5000mでさえ持久力不足が認められるということは、長距離になればなるほど顕著になるのではないかと考えます。

 絶対的スピード力の足りなさは感じませんでした。しかし、今よりも記録をさらに伸ばしていくには、ランニングエコノミー改善が必須ですが、16分切りするに当たっては、優先度は高くないと感じています。

 今シーズン、フルマラソンを3月下旬から4月頭に控えています。そこまでは、フルマラソンに向けたトレーニング中心に進めようと思っています。また、今回課題に上がった、スピード持久力向上も狙いたいです。

具体的には、

  • 週一回、2時間以上のロングラン
  • 疾走距離トータルボリュームを意識したインターバルトレーニング。例を挙げると、レストを短くした1000m×5ではなく、800m×10。
  • LT走
  • Mペース走
  • 10kmペース走

 これらを織り交ぜ、トレーニングを進めようと思います。いろいろな練習要素を混ぜてしまっていますが、今シーズンはこの流れでやり切る予定です。

 効果確認として、12,1,2月にそれぞれ、ハーフマラソンや30kmに出場。もちろん調整して記録を狙いに行きます。

 練習では、ヤッソ800が効果確認をするのに最適だと考えています。練習コンディションでこなせるタイム設定で、ほぼ各記録の予想が立てられるからです。

上記計画に沿って、トレーニングを進めていきたいと思います。

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