【ナイキ ドラゴンフライ(Nike Dragonfly) 】市民ランナーのレビュー

 こんにちは。管理人のsyu_hibiです。

 やっとこの時が来た・・・

 ナイキ ズームエックス ドラゴンフライ(Nike ZoomX Dragonfly)のレビューです!!

 ドラゴンフライは、ナイキ社の商品であり、2020年に発売された長距離用スパイクです。対象競技は主に1500m~10000mとなっています。

 トラックレースに参加される市民ランナーの方で、ドラゴンフライが気になっている方は多いのではないでしょうか?

 生産数量が少なく、なかなか手に入らないドラゴンフライ。Stepスポーツ等では実店舗・オンライン通販ともに抽選販売等で対応している状況です。

 そんな中、2020年の末に、私自身はたまたま抽選販売で手に入れることができました

 しかし、ほぼ同時期に膝を故障してしまい、しばらく棚にしまってある状態でした・・・

 やっと膝の故障から回復し、ドラゴンフライを使える時がやってきました!非常に楽しみにしていました。

 そんな市民ランナーである私自身(5000mは16分20秒程度)が、ドラゴンフライを履いた時に感じた効果を紹介していきたいと思います。

 特に、他のスパイクと比べてどうなんだ?という思いが皆さんにはあると思います。私自身はミズノやアディダスの長距離用スパイクを履いてきたので、それらと比較する形とします。

 まだ購入を迷っている方がいれば、是非参考になるかと思います。では紹介していきます。

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1.ドラゴンフライを手に入れた経緯

 現在でもなかなか手に入らないドラゴンフライ。私自身はStep Sports(ステップスポーツ)実店舗での抽選販売で手に入れました。

 2020年末、Twitterを見ていると、ステップスポーツ名古屋店がこんなツイートを。

  ちょうど膝を故障している時期でしたが、これは何かの巡り合わせに違いない・・・と思い立って、名古屋駅近くのステップスポーツに足を運びました。

 店舗に到着すると、そこには長蛇の列・・・。最終的には100人以上並んでいたでしょうか。

 決められた時刻になると、ステップ店員の方が並んでいるお客様に整理券を配ります。その後、配られた整理券と引き換えに、抽選箱から一枚引いて、その番号順にドラゴンフライの購入権を得ることができる、という仕組みです。

 並んでいる間、「各サイズはどのくらいずつあるのだろうか」とか、色々考えてしまいました。並んでいる人の身長を見て、自分と同じサイズを買う人はどのくらいいるのだろうか・・・とか。

 抽選の時刻になりました。結果は・・・

 15番!!!

  「これは間違いなく買える」と確信しました。

 全員が抽選を終えると、引き当てた番号順で列に並びなおします。

 しかし、この時点でも完全に不安が払しょくされていたわけではなく、自分と同じサイズのお客様が数人いた場合、ピンポイントで購入できなくなる、という不安はありました。

 そんな不安を持ちながら、自分が購入する順番となり、店舗に入ります。

 通常、ランニングシューズは27.5cmで履いているのですが(ヴェイパーもペガサスも)、スパイクということもあり、27.5cmと28.0cmを試着しました。その結果、28.0cmがちょうどよかったので、28.0cmを購入しました。

 なんと、私が購入したことで、28.0cmが完売してしまいました。本当に危なかったな、と思いました。

 これでめでたく、ドラゴンフライを手に入れることができたのです。

2.ドラゴンフライの外観、Spec

 こちらが、手に入れたドラゴンフライです。

 本当は、白が欲しかったですが、色なんて選んでいる場合ではありません。付属のシューズ袋も、地味に嬉しいです。

 重さを測ってみると、5mm二段平行ピン込み(※ステップ店員さんお勧めのピン。ドラゴンフライに付属しているのは、アルミ製のニードルピンです。二段平行ピンは別売り。)153gでした。スパイクとしては標準的な重さですね。

 評判通り、ズームエックスのクッション。スパイクとは思えない分厚さです。

 とにかく、一度ドラゴンフライを履いて、走ってみたい!そう思わせるシューズです。

3.実際に履いてみた。素晴らしい推進力とクッショニング。

 二段平行ピンを付けたドラゴンフライで実際に走ってみました。メニューはインターバルです。

 インターバルでは、自分のVO2maxで走る必要があるため、最もシューズの性能に左右されやすいと感じます。また、リカバリー区間はジョグとするため、疾走速度を上げた時の感覚が非常に分かりやすいです。

 スパイク自体は初めてではありません。ミズノの超薄底であるクロノディストやアディダスのアディゼロアバンチ(2020年モデル)を履いた経験があります。

 ウォームアップはジョギングシューズであるペガサス36。3kmのジョグと3本のウィンドスプリントを終え、ドラゴンフライに履き替えます。

 履き替えたのち、少し走り出してみると、スパイクとは思えないクッショニングを感じます。少しスピードを上げてみると、クッショニングと推進力が両立する不思議な感覚。

 満を持して、インターバルメニューを開始しました。

 設定ペースが3分28秒/km、レストが200mジョグのCVインターバルトレーニング。過去にも数回同様のトレーニングを同じタイム設定で行っています(アディゼロアバンチ使用)。

 ドラゴンフライで走り始めると、まず一番感じたのが反発力の高さ。アバンチを履いていると、結構頑張らないとピッチを上げることができなかったのに対し、ドラゴンフライは何も意識しなくても、ランニングシューズと同様の軽さでピッチを刻むことができます

 ひとえにこれは、ZoomX(ズームエックス)の効果であると直感しました。ソールがすべてZoomXであったペガサスターボと同じ感覚です。

 しかし、ドラゴンフライはスパイク。ピッチが自然と上がるのに加えて、反発性とスパイクピンの引っかかりで、素晴らしい推進力を感じます。

 200mの通過が40秒。ほとんど力を出していないのに、3分20秒/kmペースまで上がっていることに驚きです。ペースランニング感覚です。

 以降、順調にメニューをこなすことができました。正直、アディゼロアバンチとの差を感じざるを得ないです。

 余談ですが、スパイクを履いてメニューをこなしたのち、ペガサス36でダウンを行うと、あろうことか、ペガサス36が薄底に感じるほどでした・・・

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4.他メーカースパイクとの比較(クロノディスト、アバンチ)

 長距離用スパイクは他社もいくつか商品がありますが、その中で、私自身が履いた経験があるのが、ミズノのクロノディストアディダスのアディゼロアバンチ(2020年モデル)です。

 比較をするにあたり、気になるところがフィット感、推進力、反発性、クッショニングの4点かと思います。ドラゴンフライを履いた感触を中心に述べていきます。

 フィット感は、アッパーの素材が柔らかいこともあり、悪くはない、程度です。クロノディストは柔らかい布製なので、この点はクロノディストの方が良いと感じます。しかし、アディダスのアバンチは比較的硬めであるため、フィット感は中間くらいの良さかなぁといったところです。

 推進力は、アバンチと同等くらいだと感じました。アバンチもソールにBoostを使っており、一歩一歩の推進力はかなりあると感じます。むしろ短い距離であれば、アバンチの方がスピードを出しやすいかもしれません。

 しかし、反発性ドラゴンフライが圧勝です。アバンチと同等の推進力を「少ない力」で実現できます。ひとえにズームXの効果だと感じます。スパイクとは思えない軽快さで走ることができます。その結果、同じ距離を同じ速度で走っても、ドラゴンフライの方が圧倒的に「疲れない」です。

 クッショニングは比較する必要もないですね。ズームXの存在によって、ドラゴンフライが圧勝です。ペガサスターボやヴェイパーフライネクスト%を履いたことがある方であれば、あの感動が分かると思います。

5.市民ランナーでも買うべきか?:迷わず買うべき。

 当然、色々な背景を、市民ランナーの方々は持っていると思いますが、どんな記録の持ち主でも、トラックレースで少しでも記録を伸ばしたい、という思いがあるのであれば、迷わず買うべき、と感じました。

 ヴェイパーフライネクスト%でも感じたことですが、シューズを変えるだけで記録を伸ばせるというのは、今までは考えられないことでした。ドラゴンフライのような革命的シューズが出るまでは、時間をかけてトレーニングを行い、体の機能を高めていく必要がありました。

 その時間を、ある意味では時間をお金で買うというのが正しいのでしょうか僅かな投資で自己記録を伸ばすことができると感じました。

 このようなシューズも広くランナーに普及すると、それが基準になってしまいます。私自身の結論としては、迷っているのであれば、買っておいて損はない、です。

 いかがでしたでしょうか。今回は陸上トラック用スパイクドラゴンフライのレビューをさせて頂きました。購入に迷われている方に参考になれば幸いです。

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社会人からランニングを始めました。
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 1500m 4:25(2022/08 公認)
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 10000m 33:44(2021/12)
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