【アシックス ハイパースピード2 レビュー】低価格ながら走り心地の良さに感激

  • アシックスのハイパースピード2が気になっている
  • 低価格だが、機能や走り心地はどうなんだろう
  • どんな用途に使えるのかが分からない

 アシックスからハイパースピード2(Hyper Speed 2)が2022年9月に発売されました。

 1万円を切る価格で、多くのランナーにとって購入しやすい価格であるため、履き心地や機能耐久性等が気になる方も多いのではないでしょうか。

 私は社会人からランニングを始めた市民ランナーです。月500km程度を走り、競技志向でランニングに取り組んでいます。

 ここでは、ハイパースピード2の履いた感触や走り心地サイズ感耐久性(寿命)等を紹介していきます。

 本記事を読めば、ハイパースピード2がどのようなシューズなのか、皆様が購入すべきかどうかが分かるように説明します。

 私自身の結論は、「ハイパースピード2は、低価格ながら高い走行性能とクッショニング性能を兼ね備えており、低価格と高い機能が両立しているモデル」です。

ハイパースピード2結論
  • ハイパースピード2は低価格ながら高い走行性能とクッショニング性能を兼ね備えている。普段のジョギングからペース走、インターバル走まで使える。
  • 「速く走ること」を目的としたシューズではない。トレーニングで活躍するシューズである。
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1.ハイパースピード2を購入した理由

 私は、「比較的速めのジョギング」で使えて、「低価格かつクッショニング性能が比較的高いシューズ」を探していました。

 今私自身が持っているシューズの中では、ブルックスのハイペリオンテンポが最も適していますが、値段が高く、積極的に購入できないと感じていました。

 ハイパースピード2が発売され、仕様を見てみると、クッショニング性能が大幅にアップデートされていました。

 また、アウトソールには耐久性に優れたAHARが使用され、メタスピードシリーズと同様の形状に加工されており、「濡れた路面でも気にせず走れる」と考えました。

アウトソール全体

 走行性能については、実際に履いて走ってみないと分かりませんでしたが、低価格で購入しやすく、幅広い用途で使えそうだと感じたため、購入することにしました。

2.高い走行性能と適度なクッショニングが両立

■走行性能の高さに驚いた

 使用してみてまず驚いたことは、「比較的少ない力で体が前に進んでいく感覚」を得たことです。

 グライドライドなどのEnergy Saving Seriesで感じるような、「楽に前に進む感覚」に少し似ています。

 楽に進む感覚を生み出す「ロッカー構造」自体はグライドライド等に比べ強調されていません。

ロッカー構造

 しかし、ハイパースピード2はとても軽量性に優れているため「適度なロッカー構造と軽量性で、楽に前に進む感覚を実現できている」と感じました。

■適度なクッショニング性能があり、弾む感覚も感じることができる。

 クッションにはFlyteFoamが使用されています。

 ノヴァブラストなどに搭載されているFF Blast等と比較すると、弾力性には劣りますが、ミッドソール厚みが分厚くなっているため、クッション性をしっかり感じます

 また同時に、私自身は「弾む感覚」も感じることができました

 「低価格・走行性能・クッション感・弾む感覚」を両立出来ていることに驚きました。

3.癖が少なくどんな走法でも快適に走れる。薄底の良さもあり

■癖が少なく万人受けする

 ハイパースピード2はとても癖が少ないシューズです。

 前方への推進性・クッション性・弾む感覚、どれもバランスが取れています。

 適している走法はフォアフットかミッドフット走法ですが、軽量性にも優れロッカー構造も有しているため、ヒールストライク走法でも問題なく使用可能です。

 ある程度スピードを上げて走っても、思った通りに加速することが出来ました。

■薄底の良さ。自分の足で走っている感覚がある

 薄底特有の良さである、「自分の足で走っている」感覚を十分に感じます。

 「接地した時の固さ」ではなく、自分の体の使い方で加速と減速が自由自在な点です。

 ランニングを継続していると、自分でスピードをコントロールできるようになってきますが、ハイパースピードはそんなシーンに適しています。

4.「楽に気持ちよく走る」には適さない

 「楽に気持ちよく走る」ことを目的にしている場合は、ハイパースピード2は適さないと考えます。

 疲れたときやリカバリーのための、ゆっくりなジョギング用としては、クッション性能が物足りないと感じます。

 そのような目的の場合には、ノヴァブラストをはじめとしたBlastシリーズがおすすめです。

5.濡れた路面でのグリップ性能は中程度

 アウトソールラバーには、耐久性に優れたAHARが使用されています。

 また、アウトソール形状がメタスピードスカイ等と同様になりました。

ハイパースピード2のアウトソール

 メタスピードスカイと同形状のアウトソールですが、メタスピードスカイ等にはASICSGLIPが使用されており、素材が異なります。

 実際に走ってみると、メタスピードスカイの方が地面を掴む力をより強く感じます

 濡れた路面でのグリップ力は、アシックスグリップを使っているメタスピードスカイやマジックスピード2の方が明らかに上です。

 しかし、ハイパースピード2もある程度のグリップ力がありますアウトソールの特殊な形状がグリップ力を生み出しているのだと感じました。

 クッション性が高いシューズは、アウトソールラバーの耐久性自体は高いものの、グリップ力が比較的低い傾向に感じます。

 しかし、私自身は雨の日もランニングを行うため、濡れた路面でも滑らないグリップ性能を重要視しています。

6.サイズ感、耐久性、重さ(重量)

■サイズ感

 普段、ナイキのペガサスやヴェイパーフライ、アシックスのメタスピードスカイ等、すべて27.5cmを着用しています。

 ハイパースピードも27.5cmでジャストフィットでした。

■耐久性

 耐久性については、ハイパースピード2の走行距離が伸びてきたら都度更新します。

 アウトソールラバーに関しては、AHARを使用しており、ラバー厚みもあついため、かなり耐久性はありそうです。

 一方、ミッドソールにはFlyteFoamを使用しているため、最大で800kmくらいだと見込んでいます。

■重量(重さ)

 27.5cmのハイパースピード2の重量(重さ)を測定したところ、205gでした。

 非常に軽量です。

7.結論:ハイパースピード2は「デイリートレーニング」に最適

 私自身の結論として、ハイパースピード2は「デイリートレーニング」適したシューズであると感じました。

 低価格でありながら、高い走行性能適度なクッショニング性能を兼ね備えており、気兼ねなく購入、使用することが出来るシューズです。

 購入価格が低いため、学生ランニング初心者の方にも購入しやすく、とてもおすすめ出来る製品に仕上がっていると感じました。

 ただし、「リカバリーのためのジョギングや、ゆっくり走ることを目的としたランニングには向かない」とも感じました。

 ランニングを始めようとしている初心者の方が「ちょっと速く走ってみよう」と思った時に選ぶようなシューズです。

 また、ハイパースピード2は「速く走るためのシューズ」ではありません

 速く走ることが目的ならば、メタスピードスカイなどの厚底カーボンシューズを使用するべきです。

8.安く購入する方法

 ハイパースピード2の購入方法としては、Amazonや楽天等の通販サイト、公式HP等が挙げられます。

 おすすめは、Amazonや楽天での購入です。セールを狙って購入すれば、間違いなく定価よりも低い価格で購入可能です。

 本記事では、ハイパースピード2の特徴を、私自身が履いた感触を中心に紹介しました。

 皆様の参考になれば幸いです。

コメント

  1. 長ネギ より:

    「ランニングを科学する」のサイトはたまに見させて頂いています。
    僕はハイパースピードを練習用で愛用していまして、
    2代目が発売されたと知り気になっていました。
    また僕の寒いお財布に余裕ができたら買ってみようと思っています。

    • syu_hibisyu_hibi より:

      コメントありがとうございます!
      色々なシューズを使ってみて改めて感じたことは、ハイパースピードのようなオーソドックスで癖が少ないシューズが一番スムーズに走れるな、ということです^^
      とてもいいと思いました。

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