- ACTIVIKEのグランフォンドジェルってなに?
- ACTIVIKEのグランフォンドジェルの特徴、効果が知りたい
- ACTIVIKEのグランフォンドジェルはフルマラソンにも使える?
フルマラソン補給用ジェルとして、何を選べばいいか悩んでいるランナーも多いと思います。結果的には、周りの人が使っている、もしくはおすすめされたものを使用しているランナーも多いのではないでしょうか。
そんな方に向けACTIVIKE(アクティバイク)のグランフォンドジェル(GRANFONDO GEL)を紹介します。自転車競技者向けに発売された商品ではありますが、フルマラソンランナーが使うにも、非常に有効な補給用ジェルです。
ここでは、グランフォンドジェルの特徴や効果について解説します。また、フルマラソンに有効かどうかについてや、フルマラソンのどの場面で使用すればよいかについて解説します。
本記事を読めば、ACTIVIKEのグランフォンドジェルについて理解ができ、購入すべきかどうか判断することができます。グランフォンドジェルは、
- 30kmを超えると途端にペースがおちるのが悩み
- ペースを最後まで維持できない
- ジェルが消化できず苦手意識がある
といった悩みのあるランナーの方にはぜひ試してみてほしいジェルです。
ACTIVIKE(アクティバイク)とは
ACTIVIKE(アクティバイク)は、サイクリスト向けにプロテインやジェルの販売、バイクフィッティングやコミュニティの運営を行っている企業です。
理学療法士と薬剤師の資格を持つメンバーが、サービス提供や製品の開発を行っています。「自転車を心から楽しみながら元気な生涯を送ってほしい(ACTIVE × BIKE)」をコンセプトとしています。
グランフォンドジェルについて
グランフォンドジェル(GRANFONDO GEL)は、ACTIVIKEから発売されている補給用ジェルです。
製品情報
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | グランフォンドジェル(GRANFONDO GEL) |
原材料 | ブドウ糖 砂糖 パラチノース 塩化マグネシウム 酸味料(クエン酸ナトリウム、クエン酸) ゲル化剤 香料 |
値段 | 750円(3個パック)、2200円(10個パック) |
栄養成分 | 炭水化物:27.9g 食塩相当量:130mg マグネシウム:50mg |
重さ | 50g |
カロリー | 111.5kcal |
グランフォンドジェルの特徴
グランフォンドジェルの主な特徴は以下です。
- パラチノースを5000mg配合
- ゲル状に加工されており喉ごしがよい
- 1つあたり220円の高いコスパ
パラチノースを5000mg配合
パラチノースはブドウ糖と果糖が結合した二糖類の糖質です。てん菜から作られた砂糖を酵素で変換したものですが、摂取後体へ吸収される速度に時間がかかることが特徴です。
ブドウ糖や果糖を単体で摂取する場合に比べ時間をかけてゆっくり吸収されるため、血糖を緩やかに上昇させる特徴を持ちます。
この特徴から、長時間のトレーニングやレースの前やレース序盤に摂取することで、運動している時間の間糖質を体に送り続けることが可能になります。
ゲル状に加工されており喉ごしがよい
グランフォンドジェルはゲル状に加工されています。飲み心地はぷるぷるとしたゼリー状で、乾いた喉でも飲みやすいです。マラソンレース中で息が上がっている時に、密度が高い液体状のジェルを摂取するとむせてしまうこともありますが、グランフォンドジェルではその心配はなさそうです。
ゲル状に加工するために、ゲル化剤が添加されています。
1つあたり220円の高いコスパ
グランフォンドジェルは、10個パックで購入すると1つあたり220円です。とてもコストパフォーマンスが高い製品です。補給用ジェルは、レースではもちろん、トレーニングの段階でも試しに使う必要があり、それなりの個数と費用になります。
普段から日常使いできる、手軽な値段であることも特徴の一つです。
フルマラソンでも使えるのか?
フルマラソンでも問題なく使用できます。グランフォンドジェルがフルマラソンにも有効な理由は以下の通りです。
- レース直前に摂取することで、レースを通して糖質が供給される
- レース序盤に摂取すると、摂取した瞬間に必要な糖質は砂糖とブドウ糖で補い、パラチノースでレース後半まで持続するエネルギーを補給できる
もし、含まれている糖質がパラチノースだけだった場合には、レース中に摂ることはおすすめできません。
パラチノースは持続的に糖質を供給できるメリットがある半面、その場で必要な糖質を供給できないことと、吸収の負荷が高いことからおなかを下すリスクが上昇します。
フルマラソンでのおすすめ使用場面
フルマラソンにおいてグランフォンドジェルを使用する場合、おすすめの使用場面は「レース前及びレース序盤」です。上記で示した通り、パラチノースが配合されていて糖質の吸収速度が抑えられていることが理由です。
グランフォンドジェルを使う場合の、レースにおけるジェル使用例は次の通りです。以下では、ACTIVIKEのジェルを全面的に使用する例を示しています。
- スタート直後:グランフォンドジェル
- 8km:グランフォンドジェル
- 16km:スピードジェル or グランフォンドジェル
- 24km:スピードジェル
- 32km:スピードジェル
ジェルは、最も短くても30分以上は感覚をあけて使用するようにします。糖質の吸収速度限界からすれば、もっと感覚が短くても糖質を吸収できそうですが、吸収効率が最大になる「飲料」の形で摂取できないこと、レース中は消化スピードも低下することが理由です。
上記の「8km」などの地点はあくまで目安です。1kmあたり4分のペースで走っている場合、8km走ればおよそ補給間隔は30分になります。自分の走るペースでジェルの摂取タイミングを調整します。
スピードジェルは、ブドウ糖と果糖を2:1で含み、最高速度で糖質吸収を実現できるジェルです。レース前半は糖質の吸収速度よりも持続性を重要視するために、グランフォンドジェルを摂取し、レース後半にスピードジェルを摂取する計画です。
レースにおける補給戦略については、次の記事で詳しく解説しています。
レース前にグランフォンドジェルを試すべき理由
レースでジェルを使用する前には、トレーニングでジェルを試しておくことをおすすめします。理由としては、ジェルの摂取が原因でお腹を下す可能性があるためです。
お腹を下す要因は、消化器官における浸透圧差です。高濃度のジェルを摂取することで消化器官において浸透圧差が発生し、多くの水分を消化器官内に引き込んでしまうことだと言われています。
トレーニングの段階で試しに使用しておくことで、お腹を下すかどうかを確認することができます。自分に適合しているかどうかは、個人差があり、他の人は大丈夫でも自分はダメだった、ということもあります。
また、包装の開け方などもトレーニングの段階で試しておくべきです。レース中は汗で手が滑ってうまく開けない可能性もあります。
グランフォンドジェルは、パラチノースを配合しているためおなかを下すリスクが他のジェルよりも少し高いと考えています。
また、私自身が使用した感想として、グランフォンドジェルはゲル状に加工されていることから、ジェル自体が包装からなかなか出てこない経験をしました。しっかり指で押し出さないと中身が出てこないことがあります。
レース中は、トレーニング中よりもさらに環境は過酷です。きつい中でジェルを操作しなければならないため、レースでもスムーズに補給できるように、トレーニングから入念な準備を進めましょう。
グランフォンドジェル以外の補給食
グランフォンドジェルは、あくまでレース用補給食のうちの一つです。市販では、他にも様々な補給食が売られています。
本ブログでは、ACTIVIKEのグランフォンドジェル以外の補給食も紹介していますので、ご参照ください。
グランフォンドジェルの購入方法
ACTIVIKEのグランフォンドジェルは、公式HPで購入することが可能です。3個パックか10個パックで購入可能です。3個パックの場合は1つあたり250円、10個パックの場合は1つあたり220円となります
コストパフォーマンスが高い製品です。補給用ジェルに悩んでいるランナーは一度試してみて下さい。
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