【2026年 なごや市民スポーツ祭 2000m】レースレポート 6分03秒

なごや市民スポーツ祭2000mレースレポートのアイキャッチ

 2026年8月22日になごや市民スポーツ祭の2000mに出走しました。

 トラックレースは約3ヵ月ぶりです。レースに出場するとなるとどうしても調整が入るので、トレーニングが中断されてしまいます。2026年はどうしても自己ベストを更新したいと考えていたので、ここまではトレーニングに集中してきました。

著者:らんしゅー
日比野就一

社会人からランニングを始めました。
理論に基づいたトレーニングで、
どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
競技志向で取り組んでいます。
自己紹介・記録変遷はこちら

血中乳酸濃度や血糖値も測定。
マラソンへ科学的にアプローチします。

★自己ベスト
 1500m 4:25(2022/08)
 5000m 16:01(2022/09)
 10000m 33:44(2021/12)
 ハーフ 1:12:29(2022/03)
 フル 2:40:15(2026/03)

著者:らんしゅー
日比野就一

  社会人からランニングを始めました。
  理論に基づいたトレーニングで、
  どこまで記録を伸ばすことができるか挑戦。
  競技志向で取り組んでいます。
   自己紹介・記録変遷はこちら

  血中乳酸濃度や血糖値も測定。
  マラソンへ科学的にアプローチします。

  ★自己ベスト
   1500m 4:25(2022/08)
   5000m 16:01(2022/09)
   10000m 33:44(2021/12)
   ハーフ 1:12:29(2022/03)
   フル 2:40:15(2026/03)

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目次

本レースの位置づけ

 2000mという中途半端な距離ではありますが、今回のレースは夏のトレーニングがどれだけうまくいったかを測るための重要なレース、という位置づけです。

 ここ数年、2022年に出した自己ベスト(ハーフマラソン1時間12分29秒、5000m16分01秒)すら更新できずに走力が停滞しています。なんとかこの状況を打破してよい記録を残したいと考えています。

これまでのトレーニング

 5月に3000mを9分45秒で走りました。非常に残念な気持ちでしたが腐らずにトレーニングを継続してきました。トレーニングの手法はポラライズドな配分で、週2回のスピードトレーニングと週1回のロングランで構成していました。

 週2回のポイント練習はとても慎重に進めました。本当に高強度域(乳酸濃度で言うと4mmol/Lを大きく超える)でのランニングは週1回に抑え、もう一回は閾値上限に近いペースでのトレーニングとしました。

 この組み合わせが良かったのか、脚の状態も良好、痛みが全くない状態でトレーニングを継続することができました。

 7月からカツサプのテストを行っていたため、日曜に行っていたロングランを乳酸テストのセッション+30minのモデレートランに切り替えて1.5か月間を消化しました。その間、週1回の高強度は解糖系からVO2max強度に一時的に移行しています。

 8月中旬以降、カツサプのテストが終了してからもう一度基礎トレーニングに戻ります。ただ、2000mのレースが控えていたので、このレースに向けてわずかにトレーニング内容を調整しました。

 今回トレーニング量を落とすテーパリングはほとんど行っていません。それでも、普段から走行距離は週間100km程であり、私としてはそこまで多くないので、疲労感は大きくはありません。

 数秒の記録向上を目指すよりも、トレーニング量を落とし過ぎず、秋以降に向けて積んでいくことを選択しました。レース直前1週間のトレーニング内容は以下の通りです。

レース1週間前トレーニング
  • 日曜:10min * 4 + 1min/1min * 15
  • 月曜:Bike Easy 30min+Jog+流し5本
  • 火曜:45s/15s * 30 (3:21/km ave.)→普段は40本
  • 水曜:6min+2min * 8 + 坂流し5本
  • 木曜:Easy 60min
  • 金曜:Easy40min + 流し 5本→普段はポイント練習
  • 土曜:レース当日

 実質、通常のトレーニングサイクルから量を減らしたのは、太字で示した火曜と金曜のみです。

レースの目標

 2000mを6分切りで走ることが目標です。これは1500mにするとおよそ4分22秒の水準です。私自身が最も調子が良かった時の1500mが4分25秒です。この時の秋シーズンで5000mが16分01秒で走れています。

 基本的に私は距離が短いレースの方が不得意です。2000mを6分で走れれば秋シーズンに5000m16分切りが射程圏内に入ってきます。

レースレポート

 ではレースレポートです。

起床からスタート前

  しばらくレースに出場していなかった。ようやくレースデーを迎えることができた。

 自分が納得できる状態になってからじゃないと、走る気になれない。ようやく体の状態が良くなってきてレースを走れる気持ちになった。

 今回のレースは夏のトレーニング成果を測る目的がある。走り込み期間だからタイムが出ない、というのは言い訳だと思っている。走り込みで有酸素ベースが向上していれば、どんな距離でもある程度のタイムで走れるはず。

 起床時間は4時30分。前日夜はいつもより就寝が遅くなってしまったので出来るだけ布団に入って睡眠を確保するようにした。睡眠中の安静時心拍は41bpm、HRVは56。安静時心拍はしっかり下がっており、疲労が溜まっている様子は見られない。

 体組成を測定すると体重65.0kg、体脂肪9.4%。体脂肪は夏の季節になるとなぜか数値が高くなる。体重的には本当のレースシーズンよりは絞れていないものの、ちゃんとリカバリーが間に合う範囲で食事を摂ることを優先しているので問題ない。

 今日のレースは朝8時55分競技開始。会場までも1.5時間程度かかるため、家を出るのは6時30分くらいだ。前日までにある程度準備を終えていたので、朝食をとって飲料などを準備する。

 朝食は毎日欠かさず、ご飯250g、卵2個。今日は納豆は食べなかった。

 今回のレースに向けたサプリメントを紹介する。まず一つ目はベータアラニン。これはレース当日だけ摂取しても効果はないが、レースの3~4週間前から摂取を開始し、少しずつ蓄積させることで効果を発揮する。

ベータアラニンのサプリメント

 続いてカフェイン。カフェインはランナーに広く知られているサプリメントだが私はコンビニのコーヒーにインスタントのスティックコーヒーを足して必要摂取量をとるようにしている。エナジードリンクでは糖質を多く含み、血糖値の変動が大きくなるので避けている。

レース前に持参したコーヒー

 最後にカツサプ。7月から自分の身体でテストを行い、その影響を自分の身をもって体感した。高強度域で特に影響があることが分かったので、今回のレースから摂取することにした。

カツサプ(KATSUO STAMINA)のパッケージ

 また、サプリメント以外では暑さ対策としてロックアイスを購入。コンビニで買える物で、レース前に体温を下げる目的で使用する。

 夏のレースでは深部体温が上がらないように、レース前に冷却することがパフォーマンス向上には重要である。それでも長い距離のレースはパフォーマンスを発揮することは難しいが、短い距離のレースであれば、レース直前の冷却効果はあると思う。

 レース会場に到着し、チームメンバーと合流した。その後はレースに向けて着々と準備を進めた。

 ウォーミングアップでは、ゆっくりなジョグを3km程実施した後に、600m程をペースを上げて走った。体感で3:20~3:30/kmくらいだと思って走った後に時計を見ると、3:11/kmだった。今日は調子がいいと思った。

 その後、最終コールを受けてからスパイクで2本流した。いよいよスタートだ。

レーススタートからゴール

 8時55分よりわずかに早いタイミングで、レースはスタートした。

 レースプランとしては、はじめから3:00/kmを切るペースで入ろうと思っていた。その後は何とか耐えて6分切りを目指す戦略。作戦というべきものは何もない。

 入りからハイペースで走り始めた。1週目のラップが68秒。だいぶ目標ペースよりは速い。

 2週目以降はもうペース配分は考えることができなかった。ある程度きつい状態で何とかペースを維持する。結果的に400mを72~74sくらいで耐え続ける。

 そうこうしているうちに、あっというまにレースは進んでいった。もちろんきつさはあったが、レース距離が短いからきつい時間も短い。

 ラスト一周の鐘が鳴ったときにタイムを見ると、4分48~49秒くらい。あと1週を70秒前後で回ってくれば6分切りが見えていた。しかし、スパートを振り絞るような元気は残っておらず、ペースを落とさないように走るのが精いっぱい。暑さがなければ最後のスパートは効いたかもしれない。

 何とか最後まで走り切った。タイムは6分03秒52。6分を切れなかったことは悔やまれるものの、短い距離が苦手な自分にとっては、ある程度満足できる記録だった。

レース振り返り

 とりあえず、そこそこいいタイムで一安心でした。2000mを6分03秒というのは、私自身の1500m自己ベストとほぼ同じ水準です。短い距離のレースが不得意な自分にとっては、かなり走れたと感じています。

 ただ、後からランニングデータを見返してみると、改善点がある項目がありました。

 ランニングピッチが、1.6kmまで180歩/分となっています。2000mのレースに対してこれは明らかに少なすぎます。だからと言って足を動かせばいいというものでもないですが、トレーニング時でさえも190歩/分に近い歩数になっていたので、エコノミー的にも改善点だと感じました。

 まだまだ今の走力に対しても伸びしろがありそうなので希望が持てます。

 レース後も体はまだ余力があったので、閾値トレーニングを追加しました。負荷を1日に集中させ、日曜日と月曜日でしっかり回復させたかったためです。追加の閾値トレーニングもこなせるくらいの余力があったので、フィットネスレベルはかなり高まってきたと考えています。

 ここから秋シーズンに向けて、一旦基礎トレーニングに戻ります。ただ、基礎トレーニングとはいってもスピードを落とさないように維持しながら積んでいこうと考えています。

サプリメントについて

 今回は、昨月にカツサプの乳酸テストを行っていたこともあり、摂取したサプリメントを紹介しました。ベータアラニンとカフェインは疑う余地がないサプリメントですが、カツサプについても一定の影響を感じることができました。

 今後は今回のサプリメント摂取パターン(ベータアラニン、カフェイン、カツサプ)が鉄板になりそうです。

※「ランニングを科学する」では、筆者の知識・経験のアップデートと共に都度改定を行っています。

出版情報
出版した電子書籍シリーズ(サブ3・サブ4・閾値トレーニング)

「走り込んでいるつもりが、見落としている部分があるかもしれません」——量・質・頻度、そのすべてがかみ合って初めてタイムは伸びます。血中乳酸濃度の実測データに基づく電子書籍シリーズ、全3冊。

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血中乳酸濃度・血糖値・心拍数を測定しながら、怪我無くトレーニングを継続して速くなる方法を追求します。【トレーニング記録やレース結果】などブログでは伝えきれない内容を主に発信します。

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