こんにちは。らんしゅーです。
2024年5月18日、第2回中京大学土曜競技会5000mに参加してきました。
私は社会人から本格的にランニングを始めた市民ランナーです。月500km程走り競技志向でランニングに取り組んでいます。
本記事はそのレースレポートになります。
本レースの位置づけ・これまでの取り組み
2024年シーズン、初の5000mレース出場になります。
本レースの位置づけ
4月に3000mに出場し記録は9分33秒でした。調子を合わせないで臨んだレースにしてはそこそこ走れたと思っています。
しかし3000mレース以降、トレーニングの過程で股関節付近の張りが強くなりました。原因は高強度トレーニングの量が増えたことでした。
強度と量を落として、股関節の張りからの回復を最優先としました。4月後半はVO2max強度のトレーニングを導入し5月のレースに調整する予定でしたが、違和感が続いたため、トレーニング強度はLT強度をメインとしました。
その結果、徐々に違和感は減少していき、5月18日のレース前日時点でかなり良化した状態にすることができました。
足の違和感が発生して以降トレーニングのパフォーマンスも低下気味でしたが、違和感の減少と共にパフォーマンスが少しづつ戻ってきました。
先週からダブルスレショルドトレーニングも開始できるくらいに回復してきています。
そんな中での5000mレース出場になります。レース週は走行距離もある程度落として臨みます。本レースは現状把握の位置づけとしてしっかり実力を出せるレースにしたいと考えています。
トレーニング内容
2023年末から2024年頭にかけて、走力を戻すための高強度トレーニングを集中して取り入れました。具体的には、OBLA~VO2max強度のインターバルトレーニングをメインにして、ポイント練習をこなしました。
その結果、パフォーマンスは比較的短期間で向上したものの、2月のハーフマラソンでの記録は1時間16分21秒と、満足できる結果にはなりませんでした。
レース後からはもう一度LT強度メインのトレーニングに切り替えてトレーニングを再開しました。3月末のハーフマラソンでは調整無しで1時間16分22秒、4月初旬の3000mでは9分33秒と、まずまずの記録で走ることができました。
足の違和感で一時的に足踏みしてしまいましたが、5月からはLTトレーニングのボリュームをさらに増やすためにダブルスレショルドを開始しています。
見よう見まねでダブルスレショルドトレーニングを取り入れた2022年とは違い、負荷を適切にコントロールできるようになりました。これで結果を出すことができるか、今年は挑戦したいと考えています。
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レースの目標
今回のレース目標は16分30秒とします。
調子的には悪くないと感じていますが、高強度トレーニングを避けた影響でタイムが想像できるようなトレーニングを行うことができておらず、走力がどこまで伸びてきているかは未知数です。
後半垂れてしまうようなレースになると、せっかく回復した違和感も再発する可能性があるため、前半から無理したペースにはしないつもりです。
ある程度余裕をもって走り出し、ネガティブスプリットで後半ペースアップできるようなペース配分でレースを終えたいと考えています。
レースレポート
以下がレースレポートです。
起床~レース前
久しぶりの5000mレース。体の調子は良くなってきたので楽しみになってきた。
前日はいつも通り21時に就寝。しかし、体が疲れていなかったからなのか寝つきもいつもより悪く、夜中も何度か起きてしまって、しっかり睡眠が取れた感じはしなかった。
起床は3時50分。こんなに早く起きる必要はないが、寝る時間が早いのと、いつもの就寝-起床サイクル通りに体が動いてしまう。
毎朝恒例のInbody体組成測定。66.3kg、体脂肪率9.6%。こういう時に限って体脂肪率が高く表示されたが、最近は8.5%前後平均くらいで推移していて、わずかながらではあるが着実に体重が減ってきている。
朝食はいつも通り。ご飯150g・納豆・卵2個。プロテインと牛乳に加えてサプリメントとしてヘム鉄を摂取。鉄分は何も考えずに毎日摂っている。
最近のレース当日、おなかの調子で困ったことはほとんどない。普段の生活から、どういうものをどれだけ食べると、おなかの調子がどう変化するかがある程度つかめていて、レース前日に控えるべき栄養素や食材がある程度把握できている。
具体的には、野菜や肉・魚類を普段よりも摂りすぎると、レース当日にお腹が張ってしまう。特にレース前日からは、炭水化物中心にしておくと、レース当日のお腹の調子もある程度整う。
朝食後、コーヒーを飲みながらレースの準備をした。
- ナイキ エアロスイフト シングレット
- 2XU MCSランコンプショーツ
- ドラゴンフライ
- タビオ レーシングランナノグリップ(R)3D
- ナイキ エアロビル フェザーライト バンフォレーテッド
- エアフライ AF-301
前回の3000mレースからストックしてあったドラゴンフライを使い始めた。ドラゴンフライ2も欲しくなったが、シューズを変えて満たされるのは自分の物欲だけ・・・と言い聞かせた。
今日のレース会場は豊田の中京大であり、移動時間がそこそこかかる。競技開始が16時50分予定だが、前組の女子5000mがエントリー1名であり、何があるかわからないので少し早めに行っておく必要がありそう。
午前中は娘のダンス教室がある。午後は妻がピアノ教室へ連れて行ってくれて、その間に会場へ向かう。娘と妻は今日の夕方実家に帰省、私自身は明日朝に、妻の実家へ向かい合流することになっている。
気持ち的にも余裕をもってレースに臨むことができる、かなり貴重なレースデイになりそうだ。
午前中のダンス教室は子供を預けた後の参観ができないため、親は時間を潰して待つ必要がある。この時間はいつも、近くのジムで補強トレーニングを行っている。
今日はレースが控えていたが、立ち幅跳びがどのくらい飛べるのか、ジムで測定した。
体はそこまで軽くないように感じた。走行距離は落としていたが、最近はプライオ系のトレーニングも入れ始め、体は少し重さを感じていた。
娘のダンスも終わり、家に帰った後は昼食をとった。レース日の昼食はほぼ炭水化物だけにしておくのがマイルールだったので、ほとんどご飯だけ食べて終えておいた。
レース会場に向かう時間になり、少し早めの電車で向かうことにした。予定通りのスクールバスに乗ることができ会場に到着。
会場では、同じチームに所属している庄内RTの皆がいた。すでに1500mを走り終えた方もいて、刺激をもらった。
アップする時間になったので、ジョグを開始。ジョグでも体はそんなに軽さを感じなかった。しかし、ちょっと体が重く感じるほうが意外と走れることもあるため、気にしなかった。
ウォーミングアップは約20分間のジョグにした。ジョグが終わった後、招集を受け、腰ナンバーをもらった。
その時点でレースまで後25分くらいだった。後はスパイクに履き替えて3本くらい流しをすればいい状態になった。
自分の前のレースが始まった後から、スパイクで流しを開始。久々のスパイクだったが、スピードはしっかり出ていた。
いよいよ、スタートの時間になった。
レース開始~レース終了
スタートラインに整列し、いよいよスタートした。
走力的には16分30秒くらいがいいところかなと思っていたが、集団の入りがかなり速かった。集団のほぼ最後尾に付けた者の、最初の400mは75秒で通過した。
次の1周も自分の中では相当に抑えたつもりだった。集団から少し遅れた位置でも焦らず、自分のペースを貫いたが、2週目のラップも77秒で、想定よりもだいぶ速かった。
1kmの通過が3:12。速さを感じることはなかったが、想定よりはだいぶ速く入ってしまった。
1600m付近に到達した時には、3:20/km前後のペースまで落とした。それでも、「このペースは維持できないな・・・」と思うくらいの感覚を感じていた。
案の定、2400mを超えたあたりから徐々にペースダウンしてしまった。400mのラップが82秒、84秒、86秒と落ちてしまった。しかし、何とか86秒ではとどまった。
正直、3000mでやめたかった。なんかきつかったし、これで走り切っても全然記録でないし・・・。でも、チームのみんなが頑張ってたし、そばで応援してくれていたので、何とか走り切ることにした。
あとは、ただひたすら耐えるだけだった。ほぼペーラン状態。無理すると足も悪化しそうだったので、無理しない程度のペーランで巡行した。
ラスト1周になって、ペースを落とした分少し余裕はあった。しかし、どれだけラストスパートをかけても17分を切るくらいがいいところだった。最後のスパートで足の状態が悪くなることも嫌だったので、最後までペーランすることにした。
何とか最後まで走りきって、電光掲示は17分06秒くらいだった。
これだけ練習しているのに、なんで結果が出ないんだろう・・・と、久しぶりに、少しナーバスになった。
レースの振り返りと今後の方針
目標は16分30秒でしたが、記録は17分06秒。自己ベストはおろか、目標の記録にも全く届きませんでした。
練習はそこそこ積んでいるのに、なかなか走力が戻ってこない状態。悔しさと残念な気持ちがあります。
今回のレースで得られたランニングデータを掲載します。
レースが進むにつれてどんどん上下動比が大きくなり、上に跳ねるような走りになっていることがわかります。きつい状態で、さらに、前ではなく上に跳ねていたら、速く走れないのは当然ですね・・・
今回の記録は良くありませんでしたが、今後のトレーニング方針もしばらく変えないで行こうと考えています。
Thresholdのトレーニングをメインにして、地道に積み上げていきます。
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